「病院には本当の親を見つける義務がある」67年前の“新生児取り違え事件”で東京地裁が異例判断。小池都知事が控訴断念の裏側
―[その判決に異議あり!]―
出生時に都立病院で取り違えられたとして67歳の男性が東京都を相手に起こした訴訟で、東京地裁は4月、分娩契約に基づき「病院には本当の親を見つける義務がある」と判断。戸籍台帳などから調査を尽くすよう命じた。都は控訴を断念し判決は確定。“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

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「病院は生みの親を探せ!」出生取り違えで異例の強硬措置
行政を相手取った訴訟で起こりうる「政治的控訴断念」
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー



