北欧の家具ブランド「HAY」の水筒がおしゃれに見えるのは“モダン”だから…で、モダンって何?
カジキです!! インテリアのブログとYouTubeを運営しています。暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則と、インテリア好きが頭の中で考えていることをご紹介していきたいと思います。
酷暑が続く日本の夏で、水分補給はもはや健康管理ではなく生命維持のために必須事項となりました。だけど毎日コンビニのペットボトルを買っていては、お金がかかって仕方ありません。
なので皆さん、再利用ができるマイボトルを使ってらっしゃいます。マイボトルを使えば年間10万円が節約できると、先日、情報番組『おはよう朝日』(関西ローカル)でも言ってました。10万円は盛りすぎだろと思いますが、まあでも一定の節約効果はあるでしょう。
じゃあどのブランドのマイボトルを使うべきか? 何度も再利用するのだから、どうせならおしゃれなデザインのほうが気分もアガります。おしゃれといえばファッションブランドを思い浮かべたくなりますが、暮らし・住まいの雑貨ならインテリアブランドも負けていません。
それが、北欧の家具ブランドのHAYです。家やインテリアの情報をSNSで発信している「家アカ」たちの間でも大人気。こちらのオリジナルマイボトルがとっても素敵なのです。スタイリッシュでモダンな意匠、これを越えるおしゃれなマイボトルはそうそうありません。ぜひぜひ手に取って、この美しさを堪能してみてください。……これですぐに納得できる方は、生来のセンスがおありなのだと思います。
HAYのマイボトルがおすすめなのは、正真正銘本心です。しかし、このデザインがおしゃれだと言われて、納得できる人もいれば納得できない人もいるのではないでしょうか。「ただシンプルなだけじゃない?」「どぎつい色で派手すぎるでしょ?」……そう感じてしまうのも自然なことだと思います。
これがいいと言っている人たちは、何をもっておしゃれなデザインだと判断しているのか? モダンな意匠と言うけれど、そもそもモダンってどういう意味なのか?
1950年ごろに、インテリアの歴史の中で大きな革命が起きました。それまでのインテリアといえば、王族や貴族が部屋中をデコレーションしまくる、「装飾こそが正義」という価値観でした。しかし、時代の流れで新しい技術や材料が次々と発明されて、いったんこれまでの価値観を見直そうという発想が生まれたのです。
家具にも建築にも色んなスタイルがあるけれど、新時代の技術があることを前提にして、ゼロからデザインというものを考え直してみませんか? そんなデザイン運動を「モダニズム」といいます。
ゼロからデザインを考え直したとき、モダニズムは一つの結論を出しました。機能のない装飾ではなく、必要最小限の根源デザインこそが美しい。色の根源要素はレッド・ブルー・イエローであり、形の根源要素は丸・三角・四角なのである。これがモダンの価値観です。
現代では、律儀に赤青黄の3色だけをありがたがるのではなく、原色に近い鮮やかな単色であればモダンな美しさとして扱われますが、基本的には同じ美意識が根付いています。シンプルな単色もシンプルなデザインも、どちらもとってもモダニズム。
……そう、HAYのマイボトルはモダンなデザインなのです。色の根源要素と形の根源要素で作られているからそう評されるのです。モダンの価値観としておしゃれだと、そういう意味でみんな誉めそやしているわけですね。
で、これってどこがおしゃれなの?
デザインはモダンか否かがすべて
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暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa
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