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座して死ぬより街頭に立つ!28歳の社会活動家・北村達哉が訴える次世代を食い潰す政治への怒り

「高齢者の医療費を3割に戻せ」「払い損の保険料を返せ」――。朴訥とした口調で放たれるその声は、街ゆく人々の耳に鋭く突き刺さる。北村達哉、28歳。「次世代運動」の代表として、全国の繁華街から霞が関まで神出鬼没にマイクを握り続け、たった一人で街頭に立ち社会への思いを訴える男の姿はSNSで拡散され、現役世代の怒りとしてついに2025年7月20日の参院選を通じてついに政治を動かし始めた。 未来を変えるために、声を張り上げる理由とは何なのか? 次世代の未来を食い潰す“過剰医療”と社会保障制度の改革を訴える男はこの日、居住する滋賀県から東京にデモに来た。そんな彼の気持ちを聞いた。
エッジな人々

北村達哉

きっかけは“茹でガエル”になる危機感だった

──社会保障の改善を訴える政治団体がほぼ存在しないなか、政治コミュニティ「次世代運動」の発足は大きなインパクトでした。団体の概要について教えてください。 北村:私たちは、現役世代とこれから生まれてくる次世代のために、重くのしかかる医療・年金・介護といった社会保障制度の改革を訴えている政治コミュニティです。特に医療については、健康保険の名のもとに、本来ごく一部に限られる健康リスクに対し、皆でお金を出し合う仕組みが、今や高齢者の湿布代や不調に対応する“仕送り”のような形になってしまっている。80歳、90歳まで生きる人が当たり前になった現在、現役世代はもはや「払い損」です。しかも、その負担は年々重くなっており、支え手は限界に達しています。そこで私たちは、こうした現状を「老人サロン医療福祉」と呼び、「反サロン医療」 という標語を掲げて活動しています。過剰に高齢者を優遇する制度の歪みを正し、持続可能な社会保障を目指すべきだという立場です。 ──具体的にはどのようなアクションを?
1980年東京生まれ。毎日新聞「キャンパる」学生記者、化学工業日報記者などを経てフリーランス。通信社で俳優インタビューを担当するほか、ウェブメディア、週刊誌等に寄稿