新幹線で隣になったのは、超肥満体型の男性…圧迫感に耐え切れず「思わず席を立った」男性の結末
今年の訪日外国人客は、大阪・関西万博の開催の影響などもあり、過去最高を記録した24年の3686万人をあっさり更新しそうな勢いである。彼らの定番となっているのは、東京・京都・大阪の3都市を中心に巡るルートで、東海道新幹線を使って移動するのが一般的だ。
実際、駅のホームや車内では大勢の外国人客を見かけるが、アジア系と違って欧米圏から旅行者の中には体格的に大柄な人も多い。そのため、なかには自分の座席スペースだけでは収まらないケースもあるようだ。
「名古屋や大阪への出張が多く、月に数回は新幹線で往復していますが、窮屈そうに座っている外国人旅行者をたまに見かけます。だから『お願いだから大きい方の隣になりませんように……』とはいつも思っていますね(笑)」
そう話すのは、IT関連の会社で法人営業を担当している河内直史さん(仮名・39歳)。彼がそう祈るのには理由がある。隣の席が超肥満体型の外国人旅行者だったことがあり、とんでもない目に遭ったからだ。
昨年の冬、いつものように新横浜駅から新幹線のぞみ号の指定席車両に乗った河内さんが予約していたのは、2席のほうの窓側席。隣の通路側にはすでに人が座っていたが、なんと横幅が自身の倍以上はありそうな若い白人男性だったという。
「両国国技館で大相撲を観戦したことが何度かありますが、身体の大きさだけは力士並み。冗談抜きに150kg前後はあったような気がします。もちろん、この方を責めるつもりはありません。でも、あまりの運のなさに『なんて日だ!』と大声で叫びたい気分になりました(苦笑)」
ちなみにのぞみ号などに運用されているN700系の指定席の座席幅は440mm(※3席並びの真ん中B席だけ460mm)。その白人男性は左肩のほとんどが通路側にはみ出ており、河内さんが座る窓側席も4分の1ほどのスペースを占領していた。
彼に声をかけ、いったん通路に出てもらって予約していた窓側席に座ることができたが、隣席との間のひじ掛けは、両シートの背もたれの間に上げられていたそうだ。
「ひじ掛けを下げたままだと脇腹に食い込んじゃって痛いのでしょう。これで『Sorry』の一言でもあれば別ですが、申し訳なさそうにするそぶりもなし。しかも、私の左半身と彼の右半身はほぼくっついたままでしたが、そういう状況に慣れっこなのか、彼は一切気にする様子は見せませんでした」
さらに彼は真冬だというのに半袖のTシャツ姿。よく見ると、うっすら汗もかいていたそうだ。
「スーツに彼の汗が付いてしまい、結果的にクリーニングに出すハメになってしまいました……。でも災難だったのはこれだけではないんです。あまりに窮屈すぎて左腕も彼の右腕とぶつかっていたため、移動中にノートPCで作業することも断念せざるを得ませんでした」
仕方なくスマホで出張先での打ち合わせに使う資料を確認していたが、肉体的に通路側席の白人男性に圧迫され続け、当然リラックスなどできるわけもない。
新幹線の隣の席に“超肥満型”外国人男性が…

画像はイメージです
※画像生成にAIを利用しています
気を遣う素振りは一切見せず
隣席男性の汗がスーツに付着し…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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