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ChatGPTを「投資の相談役」に!時価総額1兆円以上の高配当銘柄を狙う億り人の戦略

10月4日の「投資の日」を前に日経平均は4万5000円を突破。そんなアゲアゲ相場の牽引役の一つとなっているのが高配当銘柄だ。そこで今回は、すでに高値圏にある高配当株ではなく、配当収入に加えて値上がり益まで狙える「未来の高配当株」をピックアップ。“配当貴族たちの知見を基に厳選&大公開する!

投資の“相談役”にAIを活用

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写真はイメージ

生成AIを活用して、高配当投資を行う投資家もいる。その1人が投資歴10年で“億り人圏内”というシバウラ氏だ。 「現在は時価総額1 兆円以上、予想配当利回り2.5%以上、業界トップクラス企業、連続増配傾向かつ『過去10年で2 回以上減配していない』銘柄を中心に投資しています。その投資の“相談役”のようにAIを活用しているんです。 ChatGPTに決算書の要約や注目している銘柄の同業他社との比較をやってもらうほか、売り時や損切りのアドバイスをもらうこともある。人間は保有する株に対して情が湧いてしまうけど、AIは感情に左右されないからアドバイスが参考になるんです」

AIに銘柄を選定させる

なかでもユニークなのが、著名な高配当投資家の投資哲学を読み込ませて、AIに銘柄選定させる方法だ。 「配当太郎さん、かんちさん、長期株式投資さん、なのなのさんの名前を入力し、『10年以上の長期投資を前提とする』『4人の投資家の考え方を偏りなく反映する』という条件で選定してくれと打ち込んだら、ネット上の記事情報などを基に各投資家の投資哲学を分析して抽出してくれました。自分と異なる投資哲学を学ぶうえでもAIはうってつけです!」 AIの選定をもとに厳選した5銘柄は有料記事後半で公開する。