札幌家裁が「手術なしでの性別変更」を認める。元裁判官が語る、故・大島俊之氏の功績
―[その判決に異議あり!]―
性同一性障害の当事者が戸籍上の性別変更を求めた審判で、札幌家裁は10月、手術なしでの性別変更を認めた。現行法が求める「外観要件」を憲法違反と判断したもので、法律の生みの親である故・大島俊之氏の理想がようやく実現に向かっている。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、この「性別変更で手術要件を違憲判断」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

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おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー



