最高裁が「違憲」と言っても動かない国会。性別変更“手術要件”が2年放置され続ける理由
―[その判決に異議あり!]―
性別変更に外性器の形成手術を必須とする性同一性障害特例法の規定について、最高裁大法廷は令和5年10月、憲法13条が保障する「幸福追求の権利」に違反するとの判断を示した。しかし、違憲判断から2年が経過した現在も、国会はこの規定を削除していない。
“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「令和5年、最高裁『性別適合手術要件』違憲判決」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。

最高裁判所
最高裁が「違憲」と断じても放置。三権分立はタテマエに過ぎない!
おかぐち・きいち◎元裁判官 1966年生まれ、東大法学部卒。1991年に司法試験合格。大阪・東京・仙台高裁などで判事を務める。旧Twitterを通じて実名で情報発信を続けていたが、「これからも、エ ロ エ ロ ツイートがんばるね」といった発言や上半身裸に白ブリーフ一丁の自身の画像を投稿し物議を醸す。その後、あるツイートを巡って弾劾裁判にかけられ、制度開始以来8人目の罷免となった。著書『要件事実マニュアル』は法曹界のロングセラー



