限界まで頑張り続けた先にいいことがあるのか。妻とのセックスを終えて自問自答する休日の夜 小説『まだおじさんじゃない』【第四章・第二話】/鳥トマト
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
出版社・有幻社のライツ事業部で、アニメプロデューサーとして働く堅山賢一。漫画編集者・若林信二の担当コミック『私の理解あるカレ君』、通称「わたカレ」のアニメ化を担当しているが、著者のヒルビリー真中が「製作委員会に出資したい」と面倒なことを言い出した。そんなある日、部長に呼び出されて伝えられたのは部長の異動と、堅山の部長代理昇進の話だった。
「僕も五十歳になったときに、部長のような力を維持できているだろうか」――。『東京最低最悪最高!』が話題の人気漫画家・鳥トマトが“大人にならなければ”と自らを戒める中年の心の惑いを描く。
第四章(堅山賢一編)・第二話「言いにくい話」
若林信二…39歳、バツイチ。出版社・有幻社の青年漫画誌の編集部で働く漫画編集者。自身が「おじさん」であるかどうかがわからず生きている

若林信二

堅山賢一

山野美羽

猿渡慎平
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
漫画家でありながら、歌ったり踊ったり、また小説家としても活動する奇才。現在、『東京最低最悪最高!』『私たちには風呂がある!』を連載中。その他の著書に『アッコちゃんは世界一』『幻滅カメラ』などがある。Xアカウント:@tori_the_tomato
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