「妖怪鬼電話」現代中年 惑いまくり小説『まだおじさんじゃない』【第四章・第三話】/鳥トマト
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
出版社・有幻社のライツ事業部で、アニメプロデューサーとして働く堅山賢一(39歳)。同い年の漫画編集者・若林信二の担当コミック『私の理解あるカレ君』、通称「わたカレ」のアニメ化を担当しているが、堅山の上司・猿渡の不手際により計画は白紙に戻ってしまい……。
「僕も五十歳になったときに、部長のような力を維持できているだろうか」――。『東京最低最悪最高!』が話題の人気漫画家・鳥トマトが“大人にならなければ”と自らを戒める中年の心の惑いを描く。


