日常のささいな行動でも「脳汁を自在に出す」コツ。脳内物質を味方につける
やる気や集中力、快感のもととなる脳内物質・ドーパミン。しかし、スマホなど“ジャンクな刺激”に浸かりきった現代人はその本来の効果をムダにしているという。では、正しくドーパミンを活用して、最高の幸福感を得るにはどうすればいいのか? 脳内物質の仕組みを理解し、戦略的に“脳汁”を放出する方法を伝授しよう!
「ドーパミンは予測していた報酬と実際に受けた報酬とのギャップによって分泌され、その際に幸福感や快楽を伴うことが明らかになっています。これを『報酬予測誤差』と呼び、その分泌量は予測と実際の報酬の差によって増減する。つまり、日常の中で“ポジティブな差”を自発的に生み出せば脳汁が分泌されるのです」
そう話すのは、脳科学者の茨木拓也氏だ。では、どのようにポジティブな差をつくればいい?
「コツはずばり『期待しすぎないこと』です。同じ報酬でも元の期待値が低ければドーパミンが多く出るし、逆に最初に期待しすぎると差が小さくなるので、ドーパミンがあまり出ません。ギャンブルで予想外の大当たりをしたときなどがまさにコレ。期待していなかった大きな報酬が得られることで、多量のドーパミン=脳汁が出るわけです」
このメカニズムを日常生活に応用し、期待値を上回る“思わぬ幸運”を意図的につくり出せば、ドーパミンを効果的に分泌させることも可能になる。茨木氏によると、報酬予測誤差は自分にとって興味やメリットを感じることなら何にでも適用されるという。
「だから『今日は10分早く起きられてラッキー!』とか、『いつも食欲に負けて大盛りを注文するけど、今日はガマンできた!』とか、ほんの些細な達成感でも脳内ではドーパミンが出ます」
こういった試みをゲーム感覚で取り入れれば、職場ですら戦略的に脳汁が出せる。
「例えば、同僚の退社時間を予測して『自分のほうが早く帰れたから俺の勝ち!』とか、『いつも気を使って自分から同僚に話しかけるけど、今日は相手が話しかけてくるまで待てたら俺の勝ちだ』といった勝手なゲームをやって、その結果から達成感を得るとか。もちろん『今月の目標がクリアできた』『納期を守れた』など純粋な達成でもドーパミンは分泌されますが、より低い目標のほうが手軽にドーパミンを放出できるでしょう」
ほかにもサクッと作った資料が上司から思わぬ好評を得られたり、ランチで外観が汚い店に入ったら料理は想定外に旨かった……など、日常に取り入れる方法はまだまだありそう。小さな誤差にフォーカスすれば、偶然ではなく意図的に脳汁を出せるのだ。
※“予想外のプラス”を演出するだけで、日常のささいな行動でも脳汁を自在に出せるドーパミンだが、最大限に活かすためのメソッドはまだ序章にすぎない。有料記事後半では「推し活×風俗利用」で快楽を極限まで高める“高濃度ドーパミン・メソッド”や、麻薬級の多幸感と集中を生む“ゾーン”へ入る技法など、専門家が明かす“脳汁を意図的に増幅させる戦略”をさらに深く掘り下げる。(残り:1393文字)
【戦略1】職場で脳汁を放出せよ!“思わぬ幸運”を演出して
「ドーパミンは予測していた報酬と実際に受けた報酬とのギャップによって分泌され、その際に幸福感や快楽を伴うことが明らかになっています。これを『報酬予測誤差』と呼び、その分泌量は予測と実際の報酬の差によって増減する。つまり、日常の中で“ポジティブな差”を自発的に生み出せば脳汁が分泌されるのです」
そう話すのは、脳科学者の茨木拓也氏だ。では、どのようにポジティブな差をつくればいい?
「コツはずばり『期待しすぎないこと』です。同じ報酬でも元の期待値が低ければドーパミンが多く出るし、逆に最初に期待しすぎると差が小さくなるので、ドーパミンがあまり出ません。ギャンブルで予想外の大当たりをしたときなどがまさにコレ。期待していなかった大きな報酬が得られることで、多量のドーパミン=脳汁が出るわけです」
このメカニズムを日常生活に応用し、期待値を上回る“思わぬ幸運”を意図的につくり出せば、ドーパミンを効果的に分泌させることも可能になる。茨木氏によると、報酬予測誤差は自分にとって興味やメリットを感じることなら何にでも適用されるという。
「だから『今日は10分早く起きられてラッキー!』とか、『いつも食欲に負けて大盛りを注文するけど、今日はガマンできた!』とか、ほんの些細な達成感でも脳内ではドーパミンが出ます」
こういった試みをゲーム感覚で取り入れれば、職場ですら戦略的に脳汁が出せる。
「例えば、同僚の退社時間を予測して『自分のほうが早く帰れたから俺の勝ち!』とか、『いつも気を使って自分から同僚に話しかけるけど、今日は相手が話しかけてくるまで待てたら俺の勝ちだ』といった勝手なゲームをやって、その結果から達成感を得るとか。もちろん『今月の目標がクリアできた』『納期を守れた』など純粋な達成でもドーパミンは分泌されますが、より低い目標のほうが手軽にドーパミンを放出できるでしょう」
ほかにもサクッと作った資料が上司から思わぬ好評を得られたり、ランチで外観が汚い店に入ったら料理は想定外に旨かった……など、日常に取り入れる方法はまだまだありそう。小さな誤差にフォーカスすれば、偶然ではなく意図的に脳汁を出せるのだ。
※“予想外のプラス”を演出するだけで、日常のささいな行動でも脳汁を自在に出せるドーパミンだが、最大限に活かすためのメソッドはまだ序章にすぎない。有料記事後半では「推し活×風俗利用」で快楽を極限まで高める“高濃度ドーパミン・メソッド”や、麻薬級の多幸感と集中を生む“ゾーン”へ入る技法など、専門家が明かす“脳汁を意図的に増幅させる戦略”をさらに深く掘り下げる。(残り:1393文字)


