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「約20年にわたり薬物を使用し続けた」元ヤクザ組長の娘が、逮捕を経て依存から脱するまで「生きてるだけで幸せなことがたくさんある」

やる気や集中力、快感のもととなる脳内物質・ドーパミン。しかし、スマホなど“ジャンクな刺激”に浸かりきった現代人はその本来の効果をムダにしているという。では、正しくドーパミンを活用して、最高の幸福感を得るにはどうすればいいのか? 脳内物質の仕組みを理解し、戦略的に“脳汁”を放出する方法を伝授しよう!

約20年間にわたって覚醒剤漬けの生活

人生を楽しくする[脳汁☆大放出]メソッド

経営者の竹田淳子さん

ドーパミンは幸せに生きるカギだが、使い方を誤れば中毒化する諸刃の剣でもある。その最たる例が薬物依存症だ。しかし、その強烈な刺激のループから抜け出して、“もう一つの脳汁”という幸せを見つける人もいる。 「楽しみや快楽って、追い求めるほど欲しくなるし、キリがないでしょ。それよりも静かに瞑想して、『あのどん底に比べたら、今が十分に幸せ』と思えると、新たな“脳汁”が出るように感じるんです」 柔和な笑みを浮かべる竹田淳子さん(55歳)だが、実は神奈川県川崎市を拠点とする暴力団組長の娘として生まれ育ち、約20年間にわたって覚醒剤漬けの生活を送っていた過去がある。 「薬物の初体験は13歳。父親はヤクザの組長だったので、すぐに手を伸ばせば覚醒剤がある家庭環境でした。親が扱っているものだし、違法という感覚もずっと薄かった」

薬物を手に入れる太いルートもお金もあった

その後、長きにわたり覚醒剤は生活の一部となった。 「その後結婚した元夫の人脈も含め、薬物を手に入れる太いルートもお金もあったので、入手には困らない生活でした。なので、離脱症状が起こる前に打って、血中濃度を一定に保っていました。“シャブ中”といえば効果が切れた瞬間に人格が豹変するようなイメージがあるかもしれませんが、そういったこともなかったです。一般の人が仕事に行く前にコーヒーを飲んでシャキッとする感覚に近いかな」
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新たな交友関係が更正のきっかけに
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