『まだおじさんじゃない』現代中年 惑いまくり小説【第五章・第三話】「傲慢な善良っぽい人」/鳥トマト
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
出版社・有幻社で漫画編集者として働く若林信二。担当作『わたカレ』のアニメ化が決まり、ライツ事業部の堅山賢一とやりとりを重ねるうちに、自らが人生の“周回遅れ”であると気づく。『わたカレ』のアニメ化は“白紙”の危機で、編集部には怪文書が届き続けている……
「僕も五十歳になったときに、部長のような力を維持できているだろうか」――。『東京最低最悪最高!』が話題の人気漫画家・鳥トマトが“大人にならなければ”と自らを戒める中年の心の惑いを描く。


