「製薬会社の研究職」からグラドルに転身した28歳女性が持つ“露出の流儀”。あえて「過激な衣装」を着るのも“必然性”があった
元製薬会社の研究職で、グラビアアイドルの空峰凛さん(@sorarin_R)、28歳。「途中までは優等生だったんです」と笑う彼女はなぜ、研究者としての華々しいキャリアを手放して過激なコスチュームでファンを魅了する“露出の道”を選んだのか。本人に聞いた。
――学生時代は勉強を頑張られていたと伺いました。
空峰凛:そうですね。母がとにかく厳しい人です。愛情も注いでくれる代わりに、普通に手も出る、みたいな(笑)。わからないことを知るのは好きで、昔から算数とか理科のような、いわゆる理系科目に興味がありました。反面、文系科目はあまりできなくて。でも中学校くらいまでは成績も良かったんですよね。図工や家庭科などの専科も好きで、毎年何かしらのコンクールで選ばれるくらいには、頑張って取り組んでいたと思います。
――頭脳明晰でそれだけの美貌で、弱点がないじゃないですか。
空峰凛:いや、結構たくさんあります。特に文系の一般常識が欠如しているんですよね。たとえば笑うとき、「口角(こうかく)を上げる」というじゃないですか。最近まで、「くちかど」だと思ってて。友人に「そんな間違い方初めて知った」と笑われました。たぶん、発覚していないだけで、似たような認識の違いをまだまだしていると思います。
中学のときは、ノートを書くのが得意ではなくて。教科書に全部必要なことを書き込んで、ノートは計算式だけやるような子どもでした。でも一生懸命やるので成績はいいんですけど。たぶん、ちょっと扱いに困る生徒の部類でした。
――徐々に変わり者であることがわかってきたわけですが、なぜ芸能界に入ろうと思ったのでしょうか。
空峰凛:小学生時代にモデルという仕事に興味があったんです。芸能プロダクションも受けて合格するのですが、何しろ母が厳しいので、「撮影や稽古で普通の学校生活が送れなくなるからダメ」と言われてしまって。そのまま普通に大学は理工学部を出て、最初は化粧品の研究開発に携わっていましたが、2年くらいで製薬会社の研究職に転職したんです。
――しかし社会人になってから、やはり芸能界に入りたくなってしまった。
空峰凛:私が社会人になったころは、ちょうどコロナ禍でした。思ったほどお給料が増えないなかで、「何かいい副業はないかな」と思ったんです。それで撮影会モデルをやっていました。結局それで評価してもらえたことがきっかけで、グラビアにも挑戦することができたんです。

空峰凛さん
「口角」を「くちかど」と誤読した
研究職として働きながら二足の草鞋で…
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ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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