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「子どもだから仕方ない…でも」新幹線で絶叫する園児より気になった“母親の態度”

電車や新幹線など、公共交通機関の車内では、さまざまな人が乗り合わせるだけに、お互いに配慮することが重要だ。しかしながら、他人の“マナー違反”が目につくこともあるかもしれない。注意したくもなるが、相手が逆上してしまう可能性もあるため、その判断は難しいところである。
新幹線の客席

※写真はイメージです(moonrise – stock.adobe.com)

平日の夜、出張帰りのビジネスマンや旅行客で満席の車内は、独特の重たい空気に包まれていた。誰もが疲れている。誰もが眠りたい。そんな「静寂」が支配する車内で、工藤創さん(仮名)の右斜め後ろ、通路を挟んだすぐ近くの席だけが、「まるで異世界と化していた」と話す。

響き渡る無邪気な絶叫

「主役は、幼稚園児くらいの男の子。まだ幼い彼にとって、新幹線は巨大なアトラクションなんです」 子どもは「ママ~!」と甘えたり、お菓子を豪快に食べ散らかしたり、窓の外を見ては「〇〇だー!!」と全力で叫んだりしていたそうだ。 「騒ぐのは仕方がないです、子どもなので。それは分かっています。元気で可愛いな、と最初は思いました。でも、度が過ぎれば話は別です」 疲れ切った大人たちが泥のように眠っている静かな空間で、ハイトーンボイスだけがこだまする。それは、脳に直接響く「騒音」へと変わっていった。だが、工藤さんが(そしておそらく周囲の乗客全員が)本当に絶望したのは、子どもの行動ではなかった。 その隣にいる、母親の態度だ。

注意ゼロ。もはや誰の子なのか…

母親はずっと、スマホを見ていた。子どもがどれだけ大声を出して、お菓子をボリボリと食べ散らかしても、視線はスマホの画面に釘付けだった。たまに「そうだね~」と生返事をするだけで、顔すら上げない。 思わず「え、注意しないの?」と目を疑った。 「普通は『しーっ、静かにしようね』とか『もっと小さい声でね』などの声かけが親としてあるべきですが、一切なかったんです。子どもがどんなにボリュームを上げても、彼のママは動じない。まるで、隣で騒いでいるのが自分の子どもではないかのような感じです」 工藤さんは「何をそんなにスマホで見ることがあるんだ?」と心の中でツッコミを入れた。せっかく新幹線代を払って得た休息の時間を、一方的に蹂躙されているような気分になったという。
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周囲は諦めムード「疲れすぎて関わりたくない」
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編集者・ライター・旅行作家。取材や執筆、原稿整理、コンビニへの買い出しから芸能人のゴーストライターまで、メディアまわりの超“何でも屋”です。著書に『海外アングラ旅行』『実録!いかがわしい経験をしまくってみました』『10ドルの夜景』など。執筆協力に『旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ』シリーズほか多数。X(旧Twitter):@gold_gogogo

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