更新日:2026年06月27日 08:15
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衆院選の“おこぼれゾンビ”、京都府知事選の共産党最下位が象徴する野党の凋落/倉山満

4月5日の京都府知事選で現職の西脇隆俊氏が3選を果たした。共産党推薦の藤井伸生氏は期待ほど票を伸ばせず、第三極の日本自由党・浜田聡氏が健闘する“三つ巴”の構図が浮かんだ。伝統的に左派が強い京都でのこの結果を受け、憲政史研究家の倉山満氏は「有権者の不満や左派への距離感」が表れていると分析する――(以下、倉山氏による寄稿)。

“おこぼれゾンビ”に見る凋落ぶり

パヨク。頭がパーな左翼だからパヨクである。著作家でもある女優の千葉麗子氏の造語で、もともとは別の由来だったようだが、私が「頭がパーな左翼だからパヨク」の意味で広めた。 それはさておき、パヨクの凋落ぶりが凄まじい。特に先の衆議院選挙でのパヨク政党の惨敗は、記憶に新しいだろう。 立憲民主党は前回選挙で148議席だったが、24議席の公明党と合併して、新党の中道改革連合を結成。しかし今年2月の選挙では、中道全体で49議席。その内、立憲出身者は21議席の悲惨さだ。さらに、小選挙区で当選できたのは7人。14人が比例復活だが、自民党が候補者を立てていなかったので回ってきた。 小選挙区制は劇的な結果が出やすい制度と言われるが、148人の政党で7人しか生き残れなかった計算になる。 しかも、自民党は小選挙区で落選した候補がほとんどいなかったため、比例下位の候補者までが当選。あげく候補者不足で、14議席を他党に譲った。こうして当選した候補者は、俗に“おこぼれゾンビ”と呼ばれる。 中道は6議席を自民党から譲られている。つまり自力で獲得した比例の議席は、8議席。小選挙区と合わせ、実質的には148から15議席へと激減した結果になる。もっとも、立憲民主党の中にもパヨクではない議員もいるのだが、一度ついてしまったイメージは拭えなかった。 日本共産党は8から4議席。れいわ新選組は前回選挙9議席から1議席。この1議席も、自民党の候補者不足による“おこぼれゾンビ”なので、実質的には0議席。社会民主党は前回1議席から0議席へ。これら正真正銘のパヨク政党の合計が5議席。いかに日本人に嫌われているか。

伝統的に共産党の地盤が強い京都でも


憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。トランプ再来で揺れる世界を見通すための新章を追加したベストセラー『増補版 嘘だらけの日米近現代史』(扶桑社新書)が発売中

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