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衆院選の“おこぼれゾンビ”、京都府知事選の共産党最下位が象徴する野党の凋落/倉山満

4月5日の京都府知事選で現職の西脇隆俊氏が3選を果たした。共産党推薦の藤井伸生氏は期待ほど票を伸ばせず、第三極の日本自由党・浜田聡氏が健闘する“三つ巴”の構図が浮かんだ。伝統的に左派が強い京都でのこの結果を受け、憲政史研究家の倉山満氏は「有権者の不満や左派への距離感」が表れていると分析する――(以下、倉山氏による寄稿)。

“おこぼれゾンビ”に見る凋落ぶり

パヨク。頭がパーな左翼だからパヨクである。著作家でもある女優の千葉麗子氏の造語で、もともとは別の由来だったようだが、私が「頭がパーな左翼だからパヨク」の意味で広めた。 それはさておき、パヨクの凋落ぶりが凄まじい。特に先の衆議院選挙でのパヨク政党の惨敗は、記憶に新しいだろう。 立憲民主党は前回選挙で148議席だったが、24議席の公明党と合併して、新党の中道改革連合を結成。しかし今年2月の選挙では、中道全体で49議席。その内、立憲出身者は21議席の悲惨さだ。さらに、小選挙区で当選できたのは7人。14人が比例復活だが、自民党が候補者を立てていなかったので回ってきた。 小選挙区制は劇的な結果が出やすい制度と言われるが、148人の政党で7人しか生き残れなかった計算になる。 しかも、自民党は小選挙区で落選した候補がほとんどいなかったため、比例下位の候補者までが当選。あげく候補者不足で、14議席を他党に譲った。こうして当選した候補者は、俗に“おこぼれゾンビ”と呼ばれる。 中道は6議席を自民党から譲られている。つまり自力で獲得した比例の議席は、8議席。小選挙区と合わせ、実質的には148から15議席へと激減した結果になる。もっとも、立憲民主党の中にもパヨクではない議員もいるのだが、一度ついてしまったイメージは拭えなかった。 日本共産党は8から4議席。れいわ新選組は前回選挙9議席から1議席。この1議席も、自民党の候補者不足による“おこぼれゾンビ”なので、実質的には0議席。社会民主党は前回1議席から0議席へ。これら正真正銘のパヨク政党の合計が5議席。いかに日本人に嫌われているか。

伝統的に共産党の地盤が強い京都でも

徐々に日本国民のパヨク嫌いは浸透していく傾向があったが、4月5日の京都府知事選でも、その傾向が如実に表れた。 当選は現職の西脇隆俊知事、41万票強。2位は浜田聡元参議院議員、18万票強。3位が日本共産党藤井伸生候補、15万票弱で最下位。 政治の常識では、現職知事の当選は当然として、浜田候補の善戦の裏返しとして、共産党の凋落に目を覆うのではないか。 京都は、伝統的に共産党の地盤が強いところである。かつて7期28年間も、蜷川虎三知事が革新府政を敷いた。参議院議員も定数二の内一人を当選させることも多い。その京都で、実質無所属の候補にも負ける最下位。日本人のパヨク嫌いも、ここに極まれり。 パヨクの凋落。おそらく、この傾向からパヨクは抜け出せないだろう。パヨクではないマトモなリベラルもいるが、パヨクに引きずられて、この凋落傾向を抜け出せまい。
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日本人が嫌うようになった六つの理由
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皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

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通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。


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