「初日から辞めると言われた」老舗企業の教育係が絶句。「無作法で不快な新入社員」に振り回された30歳男性の嘆き
4月は各企業が新入社員を迎え入れ、フレッシュな若手たちが新社会人として働きはじめる季節だ。新入社員たちは研修などを経て部署に配属され、先輩社員の下で仕事を覚えていくことになる。
業種にもよるが、先輩に数カ月間は仕事を教えてもらいながら、一人前の社員へと成長していくのが一般的だ。ただ、最近ではあまりに生意気で、先輩社員の指導をまともに受けない新入社員も増えているとか……。今回、問題ありすぎな新入社員の実態を明かしてくれたのが、都内の老舗企業に勤めている遠藤真一さん(仮名・30歳)だ。
遠藤さんは2年前に新入社員の教育係を担当した際、とんでもない経験をしたという。
「弊社では、入社すると2週間ほどの研修プログラムを受けて、新入社員が各部署に振り分けられます。自分がいる営業部では、新入社員は先輩と3カ月間ほど一緒に行動して、仕事を覚えていくやり方です。後輩にもしっかりと仕事を教えようと意気込んでいたのですが、2年前に担当した新入社員がモンスターだった。その新入社員のZは誰もが知る超有名な私立大学の出身で、部署のやり方が気に入らないと部長にも意見するツワモノで手を焼きました」
Zは学生時代から起業家セミナーに通うなど独立心が強いキャラ。遠藤さんに平気で「会社を辞める」と口にするような、社会性のない新入社員だった。
「会社に入ったのは起業資金を貯めるためで、いつでも辞める気持ちでいると、指導を始めた初日から言われました(笑)。全社的に新入社員は大切に扱う方針があり、厳しく注意することができませんでした。Zはその後もなにかにつけて、いつ辞めても良いと発言するようになったんです」
とんでもない後輩の教育係になってしまった遠藤さんだが、Zは仕事が他の新入社員よりもずば抜けて出来たことで、問題が複雑化した。
「教えたことは完璧にマスターして、とにかく仕事が早い。他の新入社員より優秀なので、部長も何もいえずに自分が板挟みになるような状態でした。しかも、指導を始めて2カ月ほどたつと、こちらのやり方に意見してきて、改善案を提示するようになってきた。その内容も納得できるもので、どっちが指導しているのだかわからない状況に……。結局、Zは特例で早々に独り立ちすることになったんです」
独り立ちしたZは、すぐに大型案件を成約させる快進撃を見せたそうだ。
「取引先との商談をまとめる能力も高かった。生意気で嫌なやつでしたが、とにかく仕事ができるので、いつしか自分も尊敬するようになっていました」

画像はイメージです
初日から「辞める」と宣言した
教育係を圧倒する驚異の仕事能力
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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