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女性店員に怒鳴る“50代の男性客”。「迷惑だからやめろ」作業服の男が一喝した結果…/“暴言”が最多4割、調査で見えた迷惑行為のリアルも

仕事終わりの一杯、休日の家族との食事、友人との久しぶりの再会――飲食店は、私たちの日常に欠かせない“息抜きの場”です。けれど近年、店員や周囲の客への迷惑行為が社会問題として取り上げられる機会も増えてきました。UAゼンセンが2024年に行った調査では、サービス業従事者の約2人に1人(46.8%)が直近2年以内に迷惑行為の被害にあったと回答。2026年2月には農林水産省も「飲食店向けカスタマーハラスメント対策ガイドライン」を公表し、お酒の入る場で起こりがちなトラブルへの注目も高まっています。
居酒屋の迷惑客1

※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

今回ご紹介するのは、過去に大きな反響を呼んだ実録エピソードの中から、地元の居酒屋で繰り広げられた“ある攻防”の話。料理が遅いと女性店員を怒鳴りつけるアラフィフ男性、見て見ぬふりをする部下たち――そんな空気を一変させたのは、隣のテーブルで飲んでいた“作業服姿の男性”のひと言でした。 記事の後半では、酒席での迷惑行為に関わる“ある法律”についても触れます。実は60年以上前から存在する、知る人ぞ知る法律のお話。あわせて、サービス業で働く方々が直面している迷惑行為の実態について、UAゼンセンの調査データもご紹介します。  *  *  *  普段、ほとんどの人は怒りの感情を人前で見せないようにコントロールしているが、困るのはお酒が入ると理性が利かなくなる人たち。実際、飲食店では酔客によるトラブルは毎日のように起きている。店側も彼らの対応には慣れていても面倒極まりなく、ほかの客から見ても目に余る迷惑行為を働く者も少なくない。  今から半年ほど前、仕事終わりに友人と地元の居酒屋で飲んでいた自営業の辻沢祥太さん(仮名・43歳)も店内で迷惑客に遭遇。通路を挟んで向かい側のテーブル席に座っていた3人組のうち、いちばん年長者と思われるアラフィフくらいの男性が料理を持ってきた女性店員を「遅い! いつまで待たせるんだ!」と大声で怒鳴りつけていたという。

クレーマー上司に他人事と決め込む連れの部下たち

「20歳前後の若い女性スタッフは、料理の提供が遅くなったことを謝っていましたが、相手の男性だけが勝手にヒートアップしている感じでした。そもそも私たちもその男性たちとほぼ同じタイミングで注文していたことを覚えていますが、まだ10分くらいしか経っていませんでした。すでにかなり酔っている感じだったとはいえ、それで『遅い!』って文句を言われるのはかわいそうだなと思っていました」  でも、間に入って怒りの矛先が自分に向くのも怖かったため、女性店員に同情しつつもその場ではスルー。ただし、気になったのはクレーム男性と一緒に飲んでいた2人の男性も止める気配が一向になかったこと。これには辻沢さんも「お前ら止めろよ!」と内心思っていたとか。 「クレーマーの方より若かったので、おそらく会社の上司と部下の関係だったのかもしれません。だとしても店員さんだけじゃなく周りで飲んでいた我々やほかのお客にとってもいい迷惑。怒鳴り声が結構なボリュームで店内に響いていましたから」  すると、彼らの隣のテーブルで飲んでいた作業服姿の30代くらいの2人組男性の1人が「さっきからうるせぇぞ! 静かにしろ!」と一喝。これにアラフィフ男性が「誰だ! 今言った奴!」とぶち切れますが、作業服の男性は「俺だよ!」とまったく臆することなく立ち上がります。
居酒屋の迷惑客2

※写真はイメージです(画像生成にAIを利用しています)

隣の席で飲んでいた客とのバトルに発展

身長は180㎝を超えており、見るからにガタイの良さそうな身体つきでした。でも、クレーマーのおじさんも酔っていたせいか、『関係ない奴はすっこんでろ!』って。この状況に不謹慎なのは理解していますが、なんか面白いことになってきたぞ、と内心ワクワクしてしまいました(苦笑)」  そんな期待(?)に応えるかのように作業服の男性は、「アンタの怒鳴り声が迷惑だからやめろって言ってんだよ。いい歳してカスハラとか恥ずかしくないの?」と火に油を注ぐ始末。ここまで自分に突っかかってくるのは予想外だったのかアラフィフ男性に一瞬動揺が見られたそうですが、それでも「若造が偉そうに」と言い返す。
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「文句があるなら殴ってみるか?」と言われ…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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