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「お前らの敷地じゃねえだろ」幼稚園の隣で路上喫煙する“コワモテの3人組”を追い払った先生の一言 /全国初の路上喫煙禁止条例、実は“火傷防止”が大きな目的だった

休日の朝、ふだんよりちょっと早起きして、子どもの手を引いて出かける幼稚園のフリーマーケット。バザーの品物を並べる笑い声、久しぶりに会うママ友との会話――。そんな和やかな空気のなかで、子どもが小さな声で「ねぇ、なんかくさい」とつぶやいたら、あなたならどうしますか?
幼稚園のフリマ

※画像は生成AIによるイメージです

実は、2002年に東京都千代田区で全国に先駆けて作られた路上喫煙禁止条例の名前は、ちょっと意外なものでした。「受動喫煙防止条例」ではなく、「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」。当時の議論で大きく取り上げられたのは、煙の害よりもまず、「歩きタバコの火が小さな子どもや車椅子の人の顔の高さに来てしまう」という、物理的な危険のほうだったのです。 今回ご紹介するのは、過去に大きな反響を呼んだ実録エピソードから、幼稚園のフリマ当日、隣の路上で堂々と一服を始めたコワモテ3人組と、震えながら向き合った若い男性教諭の話。膝がガクガクのまま放った“ある一言”で、3人組は慌てて車に乗り込み去っていきました。 記事の後半では、世界の意外な「タバコのルール」も紹介しつつ、見た目で人を判断してしまう自分自身のことを、少しだけ考えてみたいと思います。 *  *  * いろんな意味で見た目は大切です。 “優しそう”とか“かしこそう”など、話したこともない初対面の相手にそのような印象を与えることは、もはや才能なのかもしれません。もちろんその逆もあります。 今回は、見た目が真逆なコワモテの男性たちと関わることになった男性の挽回エピソードです。

朝から胸騒ぎのする出会い

幼稚園のフリマ

※画像は生成AIによるイメージです

「正直、朝から嫌な予感はしてたんです」と苦笑いを浮かべながら取材に応じてくれた宮田さん(仮名・27)。 彼は、都内某所の高級住宅街の幼稚園の先生です。その日は、幼稚園では父兄によるフリーマーケットが予定されていて、準備のため、いつもより早めに出勤しました。 ところが、駐車場に車を入れようとした時、ルーフにハシゴを積んだワンボックス車が駐車場の入り口を塞ぐように停まっていたそうです。 しばらく待っていると、車内から目つきの鋭い男性が出てきて、宮田さんの車が入れない様子に気付き、無言のまま数メートル前に移動させたと言います。 「別に大したやりとりがあったわけじゃないんですけど、こちらを威圧するような視線で。朝からちょっと嫌な気分になりましたね」 胸の奥に引っかかるものを抱えたまま、宮田さんはフリマの設営に取りかかりました。

園児の一言で気づいた異変

フリマが始まると、多くの園児や父兄で園庭は賑わいを見せたそうです。 バザー品を広げる笑顔、久々に再会する母親同士の会話。そんな和やかな空気のなか、事件は小さな声から始まりました。 「ママー、煙がくさいよー。おじいちゃんのお家みたいで嫌だ」  
幼稚園のフリマ

※画像は生成AIによるイメージです

砂場で遊んでいた園児のひとことに、宮田さんは最初ピンと来なかったといいます。 しかし視線を隣の区画へ移した瞬間、状況を理解しました。そこには休憩中と思しき作業員風の3人組が、ガードレールに腰掛けながら堂々とタバコをふかしていたのです。 金髪や強面の風貌が目立ち、園庭に漂う煙は子どもたちの遊び場へと確実に流れ込んでいました。
幼稚園のフリマ

※画像は生成AIによるイメージです

「やっぱりな……と。朝に見たあの車の人たちだと、すぐにわかりました」 さらに追い打ちをかけるように、一人の母親が宮田さんの前まで来たそうです。 「先生、この辺は路上喫煙禁止区域ですよね?園児も嫌がっていますし、なんとかしていただけませんか?」 現場の責任者として対応が求められる立場。けれど相手の雰囲気は、とても注意できるようなものではありませんでした。
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震える声を振り絞り注意喚起
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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