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脱法ドラッグ吸引者が語る「恐ろしい幻覚体験」

脱法ドラッグ 気功

非合法ドラッグユーザーすらも驚愕するという凶悪な脱法ドラッグ

 脱法ドラッグに起因すると思しき、事件や事故が後を絶たない。事件にはならずとも、脱法ドラッグ吸引者が街中で奇声をあげて暴れるなどの“奇行”にはしり、警察に保護されたり、救急搬送されるケースも多発している。10月10日には愛知県で脱法ハーブを吸引した会社員男性(30歳)が自動車事故を起こし、衝突した女子高生(16歳)が死亡。脱法ハーブの吸引が原因だとされ、危険運転致死罪で起訴されている。

 なぜ吸引者は奇行に走るのか? 彼らには何が見えているのだろうか?

◆「AV女優が化物に見える!」と、錯乱

「友人宅でハーブを吸っていたら友達がおかしくなった」と話すのは結城准さん(仮名・23歳)。

「何人かでハーブを吸っていたとき、楽しくなってきてノリでAV鑑賞することになった。最初は普通に見ていたけど、突然、友達が泣きだしたんです。画面上のAV女優を指差して、『目も鼻も口もない。化物だ!』と。次第に、『何でこんなモノ見せるんだよ!』と号泣しながら、近くにあった本やCD、ドライヤーなんかをテレビに向かって投げだした。最初は笑って見ていたけど、今度は俺たちにもキレだし、カミソリまで持ちだして暴れはじめて、『コレは本気でヤバイ!』と思ってその家から飛び出ました。翌日、その友達に電話したら『その後は朝までずっとゲロを吐いていた』そうです。

◆「右腕がどんどん内側に丸まってくる!」と錯乱

「風呂上がりにハーブを吸ったら、急に右半身が痺れてきた」と話すのは高橋憲次さん(仮名・29歳)。

「痺れが段々ひどくなってきて、ついには感覚がマヒした。それで、さっきまでテレビで脳卒中患者のニュースを見ていたせいか、とっさに『これは脳卒中だ』と思ったんです。救急車を呼んで、救急隊員が着く頃には、右半身が勝手に身体の内側へ丸くなる感覚になってきて……。右腕がどんどん内側に入ってくるから、左手で右腕を抑えて『早く病院に連れてけよ!』と叫んだ。でも救急隊員は『コレは脳卒中じゃない』と思ったのか、なかなか搬送してくれませんでした。結局、点滴だけで帰りました」

◆「俺を狙いにきた奴がいる!」被害妄想も

「ダウンにキマリすぎて、日ごろの不安や悩みばかりを考えだすんです」と話すのは、金子雄平さん(仮名・31歳)。

「友達と喧嘩した後、家でハーブを吸ったらネガティブなことばかり考えて、不安になってきた。カーテンが風で少し動いただけで、『外に俺を狙ってるヤツがいる』、『(喧嘩した)友達が俺を襲いに来たんだ!』と恐怖を感じ、布団のなかでブルブル震えていました」

 無辜の市民が巻き込まれるケースも増えている「脱法ドラッグ」。週刊SPA!11/13発売号「脱法ドラッグ吸引者が見る[おぞましき幻覚]」では、吸引者がどのような症状に襲われるのかを取材。覚せい剤やLSDなど非合法ドラッグに勝るとも劣らぬ幻覚や妄想に襲われるものが市中に流通している現状について報告している。 <取材・文/脱法ドラッグ取材班>

週刊SPA!11/20・27合併号(11/13発売)

表紙の人/夏帆

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