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「2匹100万円」で売れるメダカも…知る人ぞ知る“育てる系”副業の世界

生き物を育てて売る「育てる系副業」に注目だ。繁殖のサイクルができれば売り物=資産が増え続けるため、安定して稼げるという。知る人ぞ知る爆売れ商材を伝授する!

2匹が100万円で売れるメダカも!

メダカ「いま、メダカの人気がすごくて。コロナ禍での巣ごもり需要もあり、数年前からブームになっています。オス・メスのペアが100万円で売れたことも。副業としても1か月10万円ほどの稼ぎは期待できます」  そう話すのは会社員として働きながらメダカの繁殖・販売を行う、りゅうじん氏だ。なぜメダカが売れるのか? 「メダカはヤフオクで7000件以上が出品されている人気カテゴリーで、常に買い手がいる状態。黒メダカのような一般的な品種ではなく、改良メダカと呼ばれる品種改良された個体が人気なんです」  副業に適しているポイントが、即金性のよさだ。 「メダカの場合、売れ筋の品種なら成魚だけでなく、稚魚や卵でも買い手がつくのが特徴です。だからやり方としては、まずは成魚のペアを買い、繁殖させて卵や稚魚、成魚を状況に応じて売っていきます。 人気品種ならペアを1万円で買ったとしても、卵が20個1000円で売れたりします。1匹のメスは一生で数百個の卵を産卵しますし、生まれた子供がまた卵を産むので、早々に元が取れるのです」 りゅうじん氏

メダカのトレンドは変化が早いので注意

メダカ では、どのようなメダカが売れ筋なのだろうか? 「100万円の値がつくのは『レッドクリフ紅白』などの人気品種かつ色や模様の組み合わせや美しさが特別優れている個体で、さすがに“ガチ勢”しか手が出せません。一般ユーザーでも手が出しやすく人気の品種だと、『竜章鳳姿』や『和墨リアルロングフィン』など。数千円から成魚が購入でき、リーズナブルで見た目もよく人気があります」  ただ、「メダカのトレンドは変化が早いので注意」と、りゅうじん氏は釘を刺す。 「メダカは卵を多く産むため、売れ筋の品種が一気に増えて値崩れするケースがあります。そのため、購入前にはヤフオクのメダカの出品一覧で『入札の多い順』でソートして確認。入札件数の多さはそのまま需要が高い順なので、上位に出てくるものを予算と相談して購入しましょう」
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メダカの飼育方法
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