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「2匹100万円」で売れるメダカも…知る人ぞ知る“育てる系”副業の世界

メダカの飼育方法

メダカ せっかく仕入れても死なせては台無しだが、メダカ飼育はさほど難しくない。 「飼育に必要なものもすべて100均やホームセンターで揃います。屋外・屋内飼育に共通して必要な用品は、プラスチックケース。卵用の小さいサイズと、稚魚以上用の大きいサイズの2種類がマストです。ほかに水換え用のポンプ、メダカをすくう網、水草などの産卵床、そして成魚用と稚魚用それぞれの餌ですね」  これらを一式揃えても、1万円ほどで済むという。 「あと飼育のコツは、屋外なら夏場の水温が30℃を超えないように日除けを用意すること。屋内なら日長と水温を確保するためのLEDライトとヒーター、酸素供給のためのエアポンプが必要です。世話は一日1回の餌やりと、週1回の水換えくらいですね」  そして、いざ出品するときには売れやすくなるコツが。 「出品時は成魚の写真だけでなく、産卵中で卵がお腹についた写真も載せると、購入者への信頼感に繫がります。冬場は単価が上がりやすいので可能なら屋内飼育で一年中繁殖させると安定収入が目指せますね」

メダカの次に有望なのはカラフルなダンゴムシ?

 また、メダカ以外にも「育てて売る副業」の有望な商材があるという。 「メダカの餌になるゾウリムシやタマミジンコも、メダカ需要の上昇とともに人気の商品です。メダカと比べると単価はそれほど高くないですが、そのぶん飼育の手間がかなり少なくて済みます」  カブトムシやクワガタなどの虫も人気ジャンルだという。 「いまアツいのは海外の珍しいダンゴムシ。こちらもメダカと同様、オレンジ色や白色、黒と白のゼブラ模様など色みが特徴的な個体が飼育・観賞用に出品されています。もちろん希少な品種は高額で取引され、体の表面にトゲがある『スピノサス』は一匹数千円で落札されています。ライバルが少なく稼げるジャンルなので、虫を飼育・販売するのも面白いかもしれませんよ」  童心に返って虫や魚を愛でながら、爆益を目指そう。
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まだまだある!有望な繁殖対象
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