株価が10倍に化ける銘柄も!「テンバガーハンター」の極意
足元のチャートは“上昇一服”といった状況に見える日経平均だが、2023年後半にかけて再び4万円を目指すという目線は根強い。今こそ資産を大きく増やすチャンスなわけだが、今後大きく成長する銘柄はどれなのか、選ぶのが難しい。これまで69銘柄で「テンバガー」を達成したサラリーマン投資家の愛鷹氏に、10倍株をゲットするコツと、いま注目の銘柄を聞いた。
そもそも、なぜ愛鷹氏は69銘柄もの10倍株をゲットできたのか。その秘訣は、次の3つのマイルールを守ることにあるという。
「私が個別株投資で心がけているのは、次の3点。①成長する業種を絞り、②業績を見極め、③長期保有することです。まず、業種はいわばテーマです。
継続的な需要が見込めて息の長そうなテーマが理想で、例えば『人手不足』というテーマから人材サービスなどに注目しています。次に業績は決算短信や月次情報から、直近の売上・営業利益の伸びと今後も増配が続きそうかをチェックします」
そして③の長期保有こそが、10倍株を手に入れるカギとなる。
「値幅を取りにいこうとしすぎると、株価急落時に利確するなど、むしろ利益を伸ばせなかったりします。そこで、株価の成長ではなく配当の成長を取りにいくんです。すると、配当が毎年成長すれば多少の株価の乱高下は気にならなくなる。
投資先の事業が成長して増配するなど、積極的に株主還元を最大化し続けてくれれば、株価が10倍になるのをガチホしながら待てるんです」
そのうえで愛鷹氏が注目している「テンバガー期待銘柄」を教えてもらった。
’08年から日本株を始め、73銘柄でテンバガーを達成。資産は3億円超。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)など
株価の成長ではなく“配当の成長”を取りにいく
’08年から日本株を始め、73銘柄でテンバガーを達成。資産は3億円超。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)など
記事一覧へ
記事一覧へ