今、日本のスナックが外国人に大人気!仕掛け人は一人の美人“スナック女子”だった

 人もまばらでほの暗い路地裏に、ひときわ鈍く光る看板がある。店内は見えなくとも扉の向こうで誰かが熱唱しているのがわかる。  そんな“夜の社交場”スナックが、コロナ禍で急減したかと思いきや、今、世代を拡大して賑わいを取り戻している。現場を訪ねてみた。

スナックのエンタメ性に外国人観光客が殺到

復活![スナック快進撃]の現場

【五十嵐真由子さん】「オンラインスナック」や「スナックツアー」を手がける「スナック横丁」代表。“スナック女子”(スナ女)の命名者でもある

 スナックが観光資源に大化けするかもしれない。今、外国人観光客がこぞってスナックに集っている。  ブームを牽引するのは「スナック横丁」代表の五十嵐真由子さん。新橋を中心に「スナックはしごツアー」を開催している。

ローカルな横丁文化に憧れを抱く外国人向けにツアーを開催

復活![スナック快進撃]の現場

カラオケでは「残酷な天使のテーゼ」、ゲーム『龍が如く』で流れる「ばかみたい」などが人気だとか

「実は、大半の外国人は日本独自のスナック文化を知らずにツアーに参加します。彼らはローカルな横丁文化に憧れがあるのですが、どう遊べばいいのかわからないようです」