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一橋大学を卒業した25歳女性が、“新卒でスナックのママ”になったワケ。客として訪れた店で“出会い”が

 人もまばらでほの暗い路地裏に、ひときわ鈍く光る看板がある。店内は見えなくとも扉の向こうで誰かが熱唱しているのがわかる。そんな“夜の社交場”スナックが、コロナ禍で急減したかと思いきや、今、世代を拡大して賑わいを取り戻している。現場を訪ねてみた。

一橋卒の25歳がママになるまで

復活![スナック快進撃]の現場

【坂根千里さん】’22年、一橋大学社会学部卒。まちづくりの活動のなかで「すなっく・せつこ」と出合い、事業承継。スナック100店舗を目指す

 ここ数年、コロナ禍の影響やママの高齢化でスナックの廃業が相次いでいる。そんな業界で“世代交代の成功例”として、東京国立市の谷保駅近くにある「スナック水中」が注目を浴びている。  ママは現在25歳の坂根千里さん。一橋大学社会学部出身の新卒ママだ。

“新卒ママ”とスナックの出会い

復活![スナック快進撃]の現場

「スナック水中」はバーのような瀟洒な店内で若い世代も入りやすい。ママを中心に常連客も新規客も会話が弾む

 坂根さんがスナックと出合ったのは20歳のとき。知人に連れられ、客として訪れた「すなっく・せつこ」だった。 「衝撃でしたね。初対面のお客さんがいきなり会話に割り込んできたり、デュエットを誘ってきたり。離婚話を替え歌にして歌っている人もいました。これまで経験したことがない空間に驚きもしたけど、一気に人との距離が縮まる体験に、なんだか心も軽くなる。最高だなって思えたんです」
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引退するママから「店を受け継いでほしい」
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