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悪意がなくても加害者に…「不同意性交」で訴えられないための3つのポイントとは? 弁護士が教える「間違えない男女交渉」Vol.3

 不同意性交等罪では女性側が「被害を受けた」と感じたら、身に覚えがなくても男性側は性加害者として裁かれてしまう。性交渉の前後に女性とどう接するかが肝心となるのだ。

予期せぬ事態を防ぐには「女性に誠意を尽くすこと」

弁護士が教える「間違えない男女交渉」加藤博太郎

加藤博太郎弁護士

 これまで、昨夏に新設された不同意性交等罪・わいせつ罪について、その概要を解説しました。女性が被害を自覚して警察に訴えれば、たとえ男性側に悪意がなかったとしても、簡単に逮捕・勾留されてしまうというケースが相次いでいます。  今回は、そんな予期せぬ状況に陥って人生を棒に振らないために、一番大切な心構えをお教えしましょう。先に結論を言ってしまえば、それはズバリ「女性に誠意を尽くすこと」です。  弁護士ならではの法律武装のアドバイスを期待していた人にとっては肩透かしだったかもしれません。ただ、法律を盾にとって身を守るよりもまず重要なことは、女性に丁寧に接することなのです。なにも綺麗事を言っているわけではありません。

女性が後々被害を自覚するケースも

慶應義塾大学法学部・同法科大学院を卒業後、加藤・浅川法律事務所代表弁護士。投資被害の救済を専門として数々の詐欺事件の集団訴訟(原告側)を担当。最近ではサッカー選手・伊東純也氏の性加害疑惑で伊東氏側の弁護を担当
慶應義塾大学法学部・同法科大学院を卒業後、加藤・浅川法律事務所代表弁護士。投資被害の救済を専門として数々の詐欺事件の集団訴訟(原告側)を担当。最近ではサッカー選手・伊東純也氏の性加害疑惑で伊東氏側の弁護を担当

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