魔法のiランド、前略プロフ…懐かしのネットサービスは今どうなってるの?

 「IT革命」が流行語に選ばれた2000年から、気付けば16年の月日が経っている。インターネットサービスが企業間のみならず、一個人のユーザーにまで広がり始めていたあの頃。iモードで着メロを月額利用していたあの頃。10年ひと昔というが、スマホで初めてネットに触れる人も多い現在、ふと当時が懐かしくなることもあるのではないだろうか。

 ある年代にとってのキン消しやビックリマンシールのように、今やある種のノスタルジーの対象として語られつつある、当時大流行したインターネットサービスの現在を見ていこう。

前略プロフ


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前略プロフ

ランキング1位の高橋涼介(@RyosukeScience)氏のページ。一日のアクセス数は1800前後ある

 2000年前半から中頃に大流行した「前略プロフィール」。好きな芸能人や食べ物など、数十個の質問に答えていくだけで自分のホームページが作成できるサービスで、当時、10代を中心に大流行した。

 ほかにも訪問者と交流が取れる掲示板や、写真の公開、日記の作成が手軽にできた「ガラケー向けSNS」と言えよう。当時の彼氏や彼女と、いささか暴走気味の愛のやりとりが、思春期の黒歴史として思い出に残る人も多いのでは。学校の裏サイトに痛すぎる前略プロフを晒され、翌日学校に行くのが憂鬱になった経験を持つ人も。

「前略プロフ」のPC版画面

「前略プロフ」のPC版画面

 もちろん、現在でも利用者はおり、アクセスランキング上位者の一日アクセス数は800~1500。決して大規模とは言えないものの、根強いファンの存在が伺える。

世界最強の危険リンク集


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「世界最強の危険リンク集」より

「世界最強の危険リンク集」より

 1997年にスタートしたアングラ系コンテンツの巨大なリンク集。2000年には世界最強ランキング、2007年に世界最強のエロリンク集なども開設。Googleなど検索エンジンが、今ほど使い勝手が良くなかった当時、興味のある情報をこうしたサイトから辿り、「ネットサーフィン」などとカッコつけた呼び方をしたりした。

 また当時、親に隠れて閲覧し、ネットの履歴の消去方法を覚えた10代も多いことだろう。現在覗いてみたところ、最後の更新は2012年5月7日。ひとつの時代が終わったのかもしれない。

魔法のiらんど


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魔法のiらんど

現在の魔法のiランドより

 アスキー・メディアワークスが運営する携帯電話向けの無料ホームページ作成サイト。現在はKADOKAWAの事業ブランドとして存続している。1999年に主にiモード向けにサービスを開始し、着メロ配信なども行っていた。他の類似サービスとは一線を画し「女子校に迷い込んだような」と形容される独特な文化圏を現在も楽しめる。

「魔法のiランド」ランキングページ

「魔法のiランド」ランキングページ

 当時、ネットコミュニケーションに長けたギャルを中心にバカウケ。エロ画像をガラケーで収集する際、ランキングサイトなどの騙しサイトに飛ばされ、もどかしい思いをした者もいたことだろう。ケータイ小説サイトのはしりとしても知られ、現在もコンテンツを更新する作家が少なくない。

Pya!


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Pya!

Pya!サイトより

 YouTubeやニコニコ動画など動画共有サイトが広まっていなかった時代、一世を風靡した動画がflash動画だ。「Pya!」は画像やflash動画の投稿サイトで、特に今のニコニコ動画の源流とも言えるような動画を数多く提供し、18禁モノもあって中学校のパソコンでは制限があって見られなかった。

 当時、動画≒flashと言っても過言ではないほどのシェアを誇っており、当時生まれた「紅白FLASH合戦」は2015年末も開催されている。が、00年代後半にはYouTubeの隆盛により下火に。クラスの女子がBUMP OF CHICKENなどの泣ネタにハマってたものである。“のまネコ”は社会現象にもなった。現在も一日30本前後の動画投稿があり、当時の勢いはないものの、健闘していると言えよう。

ジオシティーズ


 webサイトの無料スペースの先駆け的な存在。当時、急速に成長していったインターネット上の最大級のコミュニティサイトを謳っていた。ジオシティーズは「仮想都市」をコンセプトに運営され、「市民」という概念と、ホームページを文字通り「家」、URLを「住所」に見立てた。無料スペースは4MB。コミュニティでは学術系からオカルトまで、幅広い分野で当時の「ガチ勢」が盛んに情報交換をしており、非常に濃い情報が分かりやすくまとめられていた。

 現在もHP作成サイトとしてYahoo!内できれいなデザインに刷新されて存在している。

<取材・文/日刊SPA!取材班>

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