恋愛・結婚

【Facebook】彼女や妻と繋がって痛い目に遭う男が急増

Facebook インターネット動向調査のニールセン・ネットレイティングス(ネットレイティングス株式会社)の調べによれば、フェイスブックの日本国内の利用者は1700万人を突破(2012年5月)。前月の調査結果から241万人の大幅増で、いまや「まわりの知人がほぼ全員使っている」という人も多いだろう。  だが、どんどん利用者が増える一方で、今までフェイスブックをやっていなかった妻や彼女が使い出したことで、男性陣に思わぬ災難を招くケースが多発している。「彼女がスマホに買い替えたのをきっかけに、『フェイスブック始めたいから、使い方を教えて』と言われて……」と話すのは、都内在住の会社員・Yさん(31歳)だ。 「いいよ、と登録から初期設定までしてあげました。そしたら当然、僕に友達申請をしますよね。その時になって気付いたんです。『ヤバい、合コンで知り合った女のコが“友達”にいっぱいいる』と……」  その日からYさんは、「ほとんど自分のタイムラインを書きこまないようにしている」そうだ。 「なにかヘタに書き込んで、その女のコらからリアクションされるのが怖いんです。『イイネ!』ならまだしも、『また飲みに行こうね~』とか、飲み会で会ったことを連想させるコメントなんてされたら、一発で彼女に勘ぐられてしまう。ただでさえ、気になるのか、彼女は僕の友人をくまなくチェックしているようなので、完全に身動きがとれなくなって……。彼女に『Yくんって、全然投稿しないよね? なんで?』と聞かれたら、『あんまりプライベートを晒したくないんだよね』と言い訳するようにしています」(Yさん)  ちなみに、投稿内容は閲覧できる相手にフィルターをかけることもできるが、「詳しく調べられたら結局バレる。逆に怪しまれるのでしないほうがいい」(Yさん)そう。また、「タグ付けや位置情報で行動がバレた」と話すのは、Bさん(29歳・IT関連)だ。 「妻に内緒で行った飲み会で、みんなで撮った集合写真を、友達が勝手に位置情報つけてアップしやがったんです。しかもタグ付けして。次の瞬間、携帯に妻から電話がかかってきました。『子供、泣いてるんだけど。何してんの?』とドスのきいた声で迫られて、『すいません。すぐ帰ります』と平謝りしました」  また、このような声もある。 「彼女と一緒にご飯を食べに行くと、絶対に僕をタグ付けしてご飯の写真をUPするんです。要は浮気防止ですよね。『こいつは彼女がいるぞ』と、まわりに教えているんです。おかげで、新しく女のコと知り合っても『フェイスブックで友達申請していい?』なんて、絶対に言えなくなりました」(29歳・カメラマン) 「新しく女性と友達になると、いちいち『コレ誰?』って聞かれます。『会社の後輩だよ』と説明しても、その女のコが社名をプロフィールに入れてないと、信用してくれない」(33歳・金融) 「ランチ相手を探すフェイスブックアプリに登録したら、『コレ使って浮気しようとしてるんでしょ?』って。『いや、仕事仲間を増やしたいだけだよ』と、趣旨を説明してもわかってくれない」(25歳・ライター)  上記の男性たちが口を揃えるように言うのは、「彼女から友達申請をされたら最後。拒否できる理由がない」ということ。男がよこしまな心を持たないようにする意味では、健全なコミニュケーションツールなのかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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