お金

スマホアプリを駆使して年間250万円を荒稼ぎ!?

 いまや社会人の必須アイテムといえるスマートフォン。通勤や昼休み中にスマホで暇つぶしをする人も多いが、「儲けのツール」として活用することも可能だ。さまざまなアプリやスマホで稼ぐ術を知れば、もうスマホゲームに興じることすら馬鹿らしくなってくるかもしれない。
Airbnb

部屋の写真は『Airbnb』からプロのカメラマンが派遣され、無料で撮影してくれる。二段ベッドや風情ある和室。ホテルとは一線を画す個性が宿泊者の心を捕らえる

 旅人と現地ホストを仲介するスマホアプリ『Airbnb』を駆使し、1年間に250万円も荒稼ぎした佐藤氏(仮名)のエピソードも、まさに「スマホで稼ぐ」好例といえる。 「もともと海外の人と交流するのが好きだったので、友人と一緒に2LDKを借り、生活の場として利用しながら、シェアハウスのように貸し出すことにしました」  そう語るのは、当時IT会社のアルバイトだった佐藤氏。  ロケーションが重要だと思い、六本木のマンションを契約。Airbnbに登録したところ、すぐさま予約が殺到したという。 「宿泊料はホストが決めますが、立地の相場があります。六本木は外国人に人気なので、一泊、ひとり100ドルに設定しました」  一泊1万円とは、ビジネスホテルよりも強気な値段だ。ホテルよりサービスが悪い一般人の部屋にそんなに需要があるのだろうか。 「年間200人が僕の部屋に宿泊していきました。彼らが求めているのは、安さではなくて日本人との交流です。『うまいラーメン店を教えて』とか、観光案内を務めることもあります(笑)」  宿泊料金は、米ドルで精算し料金の10%が運営の手数料となる。 「築24年・月11万5000円の家賃でしたが、儲けはすぐに出ました。9人が1週間も宿泊した際は、ディスカウント込みで約49万円をその週で売り上げたことも!」  大盛況の佐藤氏の部屋だが、立地だけが評価されたのではない。 「部屋の見た目は人気を左右します。どうせ宿泊するのなら素敵な部屋がいいじゃないですか。ですので、僕らも部屋のインテリアにはなるべくこだわりました。とはいっても、ニトリなど格安家具店を利用して、コストはなるべく掛けませんでしたけど」  だが見知らぬ人を泊めるとなるとトラブルが心配だ。 「手数料には保険料も含まれていますが、盗難被害は一度もありません。トイレの詰まりなどの心配事は、あらかじめ英語でマニュアルを作成し、回避しています」  現在登録しているホストの多くが日本在住の外国人。日本人との交流というニーズを考えれば、いち早く参入するのがベストかもしれない。  5/20発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[スマホで稼ぐ]得錬金術』では、上記のようなスマホアプリだけでなく、「フリマせどり」「アンケートアプリ」「スマホFX」から一攫千金が狙える「アプリ開発」のコツまで徹底網羅。ひとまず今日はスマホをしまって、この特集を読み、「スマホで稼ぐ」ための知識を習得することをお勧めしたい。これさえ読めば、通勤や昼休みのスマホタイムでガッポリ稼げるかも!? <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!5/27号(5/20発売)

表紙の人/西内まりや

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