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まるで異世界、SNSで話題のロマンチックな“赤外線写真”の秘密

 先日Twitterに投稿された東京の風景写真が美しすぎると話題を呼び、4月中旬時点で11.6万件以上のリツイートと72.6万件以上のいいねを獲得した。その写真が注目された理由は、普通のカメラではなく“赤外線”を捉えるカメラで撮影されたことにある。

ロマンチックな“赤外線写真”がSNSで話題

@shiifoncake

画像は、しふぉんさん(@shiifoncake)のTwitterより

 パステルカラーに彩られ撮影された東京タワーの写真は、普段私たちの目に映るものとは程遠く、まるで別世界の風景を撮影したかのような作品となっている。今まで目にしたことのない東京の風景に、驚愕した人も多いのではないだろうか。  今回は、数々の赤外線写真を投稿しているしふぉんさん(@shiifoncake)に取材し、赤外線写真を撮影するきっかけやその魅力について伺った。

きっかけは偶然見つけた海外の写真家の幻想的な写真

@shiifoncake

“赤外線”を捉えるカメラで撮影した東京タワー。画像は、しふぉんさん(@shiifoncake)のTwitterより

 そもそもしふぉんさんはどのようにして赤外線写真を撮影しているのだろうか。その仕組みについて解説していただいた。 「通常、人間の目には赤外線が映っていないので、市販のカメラも赤外線遮断フィルターを組み込んで人間と同じ視界を作り出しています。なので、カメラの赤外線遮断フィルターを同じ厚さのガラスに置き換え、赤外線を認識するセンサーに改造されたものを購入し、赤外線を透過してほとんどの可視光線を除去するフィルターをレンズにつけて撮影しているんです。  このままだと全体が赤い写真しか撮影できないので、一般的な赤外線写真では白黒に置き換えます。ですが、カラースワップという色変換を行う技法を用いることで、ピンクと水色の幻想的な世界を作ることができます」  そんなしふぉんさんはなぜ赤外線で写真を撮影するようになったのだろうか。 「Instagramに流れている広告で、海外の写真家の方が撮影した赤外線写真を見かけたのが興味を持つきっかけでした。  今まで見たことがないような水色とピンクの幻想的な写真に惹かれて、すぐに写真について調べました。そして、それが赤外線写真であると知り、自分でも撮影してみたいと思い機材を購入したんです」
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原色写真は思い出として、赤外線写真はアートとして
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