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まるで異世界、SNSで話題のロマンチックな“赤外線写真”の秘密

原色写真は思い出として、赤外線写真はアートとして

shiifon

鶴岡八幡宮を撮影したどこか儚い印象を抱く写真。画像は、しふぉんさん(@shiifoncake)のTwitterより

 しふぉんさんが考える赤外線写真、そして普通の写真の魅力とはなんだろうか。 「普段見ている景色が違う色に染まって、幻想的に見えることが赤外線写真の魅力ではないでしょうか。Twitterで話題にしていただいた東京タワーの写真のように、誰でも知っているような景色をあえて赤外線写真で撮ることで、全く異なる幻想的な景色に見えて面白さが増していると思います。  アートとして楽しめる赤外線写真と違って、普通の写真は実際に私たちが見ている世界と同じ風景を切り取っているので、思い出を残すために必要なものです。それぞれに別の役割があって魅力的だと思いますね」

将来は写真集を出版したい

 最後に、しふぉんさんの今後の展望について伺った。 「やがては全国、そして、世界の有名スポットを赤外線写真で撮影して、一冊の写真集にして出すことが夢ですね」 ――しふぉんさんの赤外線写真に惹かれた人々にとって、その作品が写真集として形になる日は待ち遠しいことだろう。今後の活躍に期待が高まるばかりだ。 <取材・文/海老エリカ(A4studio)>
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