仕事

世界初? 富士山でテレワークは可能か、体当たりでやってみた

 新しい働き方が模索されるなかで、観光地などで自然と触れ合いながら働くワーケーションが話題になっている。しかし、リゾートホテルでコーヒー片手に優雅に仕事をする姿が、どうにも鼻につくのは私だけだろうか。そこで、究極のテレワーク場所はどこかと考えた結果、思いついたのが富士山である。「日本で一番高い場所で働く」という、エクストリームテレワークに臨むことにした。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
富士山でテレワーク

※写真は登山客の通行の邪魔にならない場所で、安全に配慮して撮影しています

富士山から極限状態で「エクストリームテレワーク」してみた

 例年、登山客で賑わう富士山だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から登山できなかった。今年7月から2年ぶりの開山となったため、本記事は恐らく世界初の富士山テレワークのリポートとなる。まぁマネをする人自体がいなさそうだが……。  ともあれ、記者はフリーライターなので、スマホとパソコンがあれば割とどこでも仕事ができるテレワーク向きの職種。さすがに電波状況が読めないので登山日にリモート取材は入れなかったが、もちろん連絡が来たら可能な限り即対応することをルールとした。当日は午後から登り始めて八合目の山小屋で仮眠を取り、翌日の朝から頂上を目指すスケジュールだ。取引先とのメールや電話のやりとりが多い日中から夜にかけて山に登ってこそテレワークだ。

5合目「空は晴天。絶好のテレワーク日和」

富士山でテレワーク

スタート地点である富士スバルライン五合目の標高は2305m。その分、地上よりやや涼しく、歩けば息が上がり空気の薄さも感じた

 15時すぎ、開始地点であるスバルライン五合目から登山開始。今回使用する登山道は、4つあるルートのなかでも比較的容易に登頂が目指せるため、もっとも登山客が多い「吉田ルート」。最初の1時間ほどは緩やかなアップダウンのハイキングコースのような道のり。「まだまだ楽勝だ」と思っていたが、本来なら登山に不必要なリュック内のパソコンが地味に重い。
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仕事は異様に集中できる?
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