更新日:2021年08月20日 17:37
エンタメ

元SKE48・野島樺乃を擁する「et-アンド-」とは?

「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」優勝――。そんな称号を手に入れた後、SKE48で躍進を続けていた野島樺乃が、今年6月にグループを卒業した。そして、ボーカルユニット「et-アンド-」が結成され、リーダーに就任。それぞれが違うフィールドで活躍していた4人のメンバーが集い、グループとなった。彼女たちは、どのような道を歩んで、「et-アンド-」へたどり着き、どんな未来を目指すのか。

●山崎カノン

 ‘00年、北海道生まれ。幼少期は劇団、’15年からダンスボーカルユニットで活動したほか、‘18年まで女性ファッション誌『RANZUKI』専属モデルを務めた。 「一番アガるのは、誰かに見てもらっている瞬間です」。北海道で生まれ育った山崎カノンは、子どものころから表現することが好きだった。小学2年生で地元の劇団に入り、レッスンを受けてミュージカルに出演するかたわら、よさこい祭りのパフォーマンスにも参加。 「ドラマや音楽番組を見るのが好きで、特に印象に残っているのは『セレブと貧乏太郎』(フジテレビ系、’08年放送)です。主題歌のいきものがかりさん、主演の上戸彩さんにあこがれて、歌もダンスもお芝居もいろいろやってみたいと思って、劇団に入りました。週に1回、歌と踊り、お芝居のレッスンを受けて、毎年4月から本番の6月まではよさこい祭りの練習。それが終わると、12月のミュージカルに向けてのレッスンが始まる。毎年そんな生活を続けていました」  中学2年生でスカウトを受け、ダンスボーカルユニットへ加入。ミュージカル、よさこい祭り、ダンスボーカルのパフォーマンスと様々なジャンルを経験してきた。すべての活動に共通するのは、見る人を楽しませたいという気持ちだ。 「よさこい祭りでは見ている人たちのすぐ隣で踊るので、見ている人たちの熱気が伝わってきます。ミュージカルで大勢の人たちの視線がセリフをいう自分に向かっているのを感じたり、ステージで歌って踊って歓声や手拍子を聞いたりするのがすごく楽しいです。  特に印象に残っているのは、『お台場夢大陸 お祭りLIVE』の野外ステージ。炎天下でお客さんと一緒にタオルを振り回して踊ったのが忘れられない体験です。et-アンド-の活動でも、私たち4人のパフォーマンスを通して、見た人を元気づけられたらいいなと思っています」

●モラレスきあら

 ‘01年、香川県生まれ。幼少期はラテンダンスに励み、小学生のころからモデルとして活動。’19年、『今日、好きになりました。-香港ディズニーランド編』(AbemaTV)出演。デビュー曲の「#tokyo」ではラップパートを担当。  ラテン系の父の影響で小さいころからラテンダンスに励んでいたモラレスきあらは、なかなかハードな練習に明け暮れていたという。 「小4からサルサ、小6からはフラメンコを始めて、小学校のころは週に6回、放課後に夜の10時までがっつり練習していました。友だちと遊びに行くこともほとんどなくて、周りも『きあらはダンス頑張ってるもんね』って認識だったと思います」   ダンスとともにボーカルのレッスンも受けており、徐々に芸能界へのあこがれを抱くように。 「文化祭でステージを自由に使える時間があったので、学校の先生と一緒に歌って踊ったこともありました。人前に立つのが楽しくて、そのころから芸能界に憧れて始めて。『第2回 ジュノンガールズコンテスト』でファイナリストになって、事務所に入ったんです。当時は演技の仕事をやってみたいと思っていたので、演技のレッスンも受けていました」  しかし、芝居やモデルなど様々なジャンルに挑戦するも、なかなかしっくりこない。母のすすめもあり、過去に打ち込んでいたダンスへ原点回帰にすることを決意した。 「演技をやってみても、自分には向いていないと感じてしまって。昔からダンスを頑張ってきたし、歌も好きだから、それを生かしたいと思ったんです。エンタメコンテストの『キラチャレ』を受けたことで、いまの事務所に入ることになりました。地元の香川県からエイベックスの大阪校まで、4年間、毎週通っていたので、すごく大変だったけど、結果的にこのユニットで活動することになって、いままでやってきたことがすべてつながっていると思います」
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栗本優音
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2nd digital single「Eenie, meenie, miney」8月18日配信リリース
https://avex.lnk.to/emm
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