パタパタと飲み物を手にソファへ戻ってきた茜屋。 「ネトフリでも観る？」と聞く彼女に、ホラー作品を提案すると「怖いシーンでは助けてね」となかなかかわいらしい返事が……。 「本当にホラー系が苦手だから、映画を観たあとに背後が気になって、一日トイレに入れなかったこともあるくらいなんです（笑）。怖いシーンでは、ちょっと近くにいてほしいですよね。一緒にネトフリ作品を観るってなったら、個人的に外せないのは『愛の不時着』。前に観たときは顔がパンパンに腫れるほど泣きました。一緒に観る相手がどんなポイントで泣くか、気になりますね」 　仕事の楽屋にもニンテンドースイッチを持ち込む彼女だけに、おうちデートなら一緒にゲームを楽しむ時間もしっかり確保。 「アクションRPGを一緒にやるのも意外とアリだと思うんですよね。『The Last of Us』とか『バイオハザード』シリーズを交代で、一緒に進めていくみたいな。ホラーやグロ要素がある作品も多いから、ひとりだと怖くても、一緒なら楽しめる。下手でぜんぜん進まなくてもキャーキャー騒ぎながら遊ぶのも楽しいですよね」 　映画やゲームの合間には何かをつまみたいものだが、どんな手土産を持ってきてくれたら一番嬉しい？ 「自分では普段行かないようなカフェのおいしいコーヒーを買ってきてくれたら嬉しいですね。ドーナツも一緒ならさらに嬉しい。あと犬を飼ってるので、その子にもなにか買ってきてくれたら、めちゃくちゃポイント高いです！ この前、うちの子の誕生日に犬用のケーキを買ってあげたら、食べる姿がすごくかわいくて。愛犬も一緒にまったり過ごせたら、すごくいい時間になりそう。ちなみに、もし私が相手の家に行くとしたらビールの一番搾りと日本酒持っていきますね。お酒を飲みながら静かな映画を観ると、すごくいい雰囲気になると思います」 　寒い冬、家で映画を観ながら一緒に日本酒を飲む……。そんな渋い手土産は、それこそポイントアップの反則技だろう。

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【茜屋日海夏】Himika Akaneya ’94年、秋田県生まれ。YouTuberとして「ひみちゃんねる」でも活動。最近見た映画で良かった作品は「『最高に素晴らしいこと』。静かな映画を一緒に楽しめると、気が合うなって思う」とのこと 撮影／尾藤能暢　ヘアメイク／藤井まどか　スタイリング／津野真吾(impiger)　衣装協力／BRAND SELECT　取材・文／森ユースケ