作業服の男がコンビニ店内に“ありえないゴミ”を置き去りに。店員が困惑した客の行動
コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。
今回はベテラン店員の筆者でも“どういうこと?”と困惑してしまった客の行動をいくつかあげていきたい。
夕方、ときどき客が誰も来ない静寂な時間が訪れる。それまで忙しかった場合、正直うれしくなる。心と体を休め、商品を補充して、揚げ物を準備する。
そんな時に高校生の男子2人組が入ってきて、アイス売り場の前で会話を始めた。
放課後の学校のような会話をしていて、万引きも警戒しないといけないし、あまり長い時間は迷惑だ。バックルームから店長の奥さんもやってきて「あの子たち、なにやってんのかしら?」とイライラしている。コンビニ内でそんなに話すことがあるだろうか?
そして30分ぐらい経過。ようやく彼らは会話を止め、そのまま帰るものと思っていたら、アイスとお菓子をそれぞれ持ってレジに来た。
とても愛想がよく、ご両親の教育が行き届いているな……と、最終的には感心させられてしまった。なんだか筆者は複雑な心境になった。
店内は混んでいた。レジの前に並んでいる5、6人の客のカゴには商品がたくさん入っていて、スタッフとしては頑張りどころだ。ところが、誰もが列にきちんと並んでレジを待っていてくれているのに、関西弁のおばちゃんが、いきなり堂々と割り込んできて 「あの〜、私、タバコひとつだけやから先にやらせてや」と言ってきたのだ。
ア然とする筆者だったが、もう一台のレジを使っている店長の奥さんが怒る。
「あの、それは出来ませんよ。みんな並んでいるので順番を守ってください!」とビシッと返すと、関西弁のおばちゃんは「もうええわ!」と言って出ていってしまったが、このように図々しい客はかなり珍しいと思う。
店内で30分ぐらい長話する高校生たち
「ひとつだけやから」レジの行列に割り込んでくる関西弁おばちゃん
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