250円で仕入れた古着が30万円に…副業上級者が「古着販売」に夢中になったワケ
収入を増やしたい、スキルを磨きたい、特技を活かして仕事をしたい……。副業を始める理由は人それぞれだが、高橋正文さん(仮名・45歳)は、「いずれサラリーマンを辞めたくて……」いろいろな副業にチャレンジしているという。
「高校卒業後、製造業の会社を転々としてきた」と語る高橋さん。現在は、1年半前に正社員として雇われた会社で働いており、月収は40万円程度。
専業主婦の妻と春から中学校に進学する子どもが1人いて、今すぐサラリーマンを辞められるわけではないが、自由な生活を夢見て12年前からさまざまな副業にチャレンジしてきた。
「最初に始めたのは自宅の太陽光発電投資です。初期費用に400万円ほど必要でしたが、20年に渡って年50万円の利益が出るということで始めました。12年続けて、トータルで1000万円近い利益が出ています」
初めての副業に成功した高橋さんは、その後、土地付きで購入した太陽光発電投資、不動産投資、AmazonやeBayでの物販、古着販売などにチャレンジしたという。
数々の副業を行う中で、自宅の太陽光発電投資のように成功したものもあれば、「逆に失敗したものもあった」そうだ。
「不動産投資は、最初に購入した1LDKのマンションで成功したので、ワンルームの物件やマンション経営にもチャレンジしました。でも、ワンルームは完全に失敗でしたね……。1LDKの物件と比べてライバルが多くて、なかなか契約が決まらなくて苦労しました。
1棟買いした8350万円のマンションも、1階で営業していると聞いていた居酒屋が実は営業しておらず、しかもスケルトン物件だったのと、家賃滞納者がいて最初はたいへんでしたよ。
1LDKのマンションを担当してくれた営業マンが独立して紹介してくれた物件だったので、信じて任せきりにしていた私も悪いのですが、何とか立て直しは収入を黒字化できるようになりました。不動産関連は、ローン返済と税金を差し引いて月7万円程度の収入があります」
AmazonやeBayでの物販も、月に数万円程度の収入はあったというが、思ったように売上を伸ばすことができず、現在は手を引いているそうだ。
初めて挑戦した太陽光発電投資に成功

高橋正文さん(仮名・45歳)
数々の副業で成功と失敗を重ねる
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