週刊SPA!にて32年間続いた伝説の連載「バカサイ」がついに終了。その歴史を振り返るトークイベントが開催!
90年代から32年にわたって愛され、ギネスブックにも登録された「週刊SPA!」伝説の投稿コーナー「バカはサイレンで泣く」(通称バカサイ)が惜しまれつつも、ついに6月で終了した。
それを記念し、7月23日に連載メンバーの椎名基樹氏&せきしろ氏による一夜限りの振り返りイベントが開催される。
椎名氏は、連載初期の苦労についてこう振り返る。
「とにかく、投稿を集めることに必死だった。現在のようなSNSもない時代、ハガキ1枚が笑いのすべてでした。何十人ものハガキ職人たちが競い合うなか、途中からメール投稿が導入され、さらにTwitterでの投稿も可能となりましたが、コロナ禍で郵便投稿が途絶え、手書き・手描き文化も終焉を迎えた。時代の流れの中で投稿文化も大きく姿を変えていきました」
そんななか、「今なら絶対に載せられない」、椎名氏がそう言い切る伝説のコーナーがいくつも存在した。
例えば「あおり文」コーナー。「バク転しながら小便するから下がってろ!」など、一行の破壊力で勝負する投稿が毎週誌面を賑わせていた。
また、「多分『写真で一言』は、うちが最初だったんじゃないかな。最初の写真がブッシュ大統領で、吹き出しに“麺固めで!”って入ってた。あれは本当に人気があった」
さらに「ブス百景」という “超危険”コーナーも。
「『◯◯したブス』と締めくくられる一文が誌面に並んで……あの時代だったから許されていましたが、今なら大炎上でしょうね」
「最初のイベントで会った投稿者が、高校生だと思ったら、パンチパーマのそっち側のおじさんでね。ゲイバーを開いたから来てくれって言われて、行ったらチャイナドレス姿で出迎えられた。で、その後やらかして収監されてました」
登場人物の濃さは、バカサイならでは。定期的に刑務所から投稿してくる“囚人ライター”たちもいたという。
「延べで5人以上はいたと思います。もし収監中にそれが喜びになってたなら、やる意義のある仕事だと思いました」
他にも、投稿者が知人の写真を無断で送り掲載してしまった結果、担当編集が相手の家で2時間正座するハメになったことも。その上担当編集は、「立ち上がったら足が痺れてて、襖に突っ込んだ」というオチまでついたという。
そればかりでなく、投稿にキレた古参プロレスラーが編集部に殴り込んできて、説教をぶちかます事態も……。
時代が変わろうと、雑誌がインターネットに押されようと、32年間スタンスを変えず、ひっそりと非常識な笑いを貫き続けたバカサイ。
「週刊SPA!」での連載は幕を閉じたが、その遺伝子はSNSに引き継がれ、今も生きている。現在、X(旧Twitter)にて運営されている公式アカウントでは、まだ投稿受付け中だ。
【Xアカウントはこちら】
[https://x.com/bakasai2022]
投稿お待ちしています!
「投稿が好きな人にとって、やりがいのあるアカウントに育ってくれたらいいなと思ってます。一度覗いてみてください」
トークイベントでは、「投稿者のみんなとゆるく思い出話をしながら、乾杯ができればと思ってます」という。
あの時代の“異常さ”を知る者たち、そして、ただ“バカ”が好きだった全ての人へ。この日はきっと、特別な夜になるに違いない。
【イベント詳細・申込】
椎名基樹×せきしろ「バカサイトークライブ」
7月23日(水)19時30分〜
下北沢 B&B
詳細はこちら
※リアルタイム配信、見逃し視聴(1ヶ月)あり
イベントのご予約はこちらから!
囚人、ゲイバー店主、プロレスラー……キャラの濃すぎるハガキ職人や読者たちにも支えられ
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