更新日:2025年10月03日 11:47
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石破首相辞任で自公はどの党と連立を組む?予算も法案も通らない無政府状態の打開策/倉山満

自民党の惨敗に終わった参議院選挙から1か月半。石破茂首相が辞任を表明し、退陣後を巡る政局は混迷を深めている。直近の国政選挙で示された民意は、既存の政治勢力への不信感を露わにした。自公連立政権は過半数を失い、野党も決め手を欠く中、日本の政治は「無政府状態」とも言える危機的状況に陥っている。特例公債法の期限切れを前に、予算も法案も通らない事態が現実味を帯びる。自公はいったいどこと連立政権を組むのか。先行き不透明な日本政界の今後と、その打開策を探る(以下、憲政史研究家・倉山満氏による寄稿)。
石破茂

(画像:石破茂-総裁選特設サイト-2024より)

日本の国政は「革命に近い状態」にある

 石破おろし、まだやっていたのか。と思ったらやめた。  直近二度の国政選挙で、有権者は誰にも多数を与えなかった。自公連立政権を拒否。立憲民主党は論外。  石破茂首相は、衆参両院の選挙で敗北した。民意に拒否されたのだから、辞めない理由がない。ところが、悪あがきにしか見えないが、攻める方も決め手に欠ける。自民党は、ようやく9月2日の両院議員総会で参議院選挙の総括が終わり、総裁選の前倒しに向けての手続きに入った。  石破おろしをかわし続けた、自民党の森山裕幹事長が、退陣表明。他の党四役も追随。総理大臣以外で「退陣表明」などとの表現、初めて見た。さすが「森山首相」と呼ばれるだけあるが、その森山幹事長がいなくなるのに、石破首相にどんな目算があるのだろう。  直近二度の国政選挙で、有権者は誰にも多数を与えなかった。自公連立政権を拒否。立憲民主党は論外。日本維新の会は自爆。国民民主党と参政党が躍進したが、まだまだ小勢力。どこにも決め手はない。これをイギリス憲政論に照らせば、「革命に近い状態」である。

変態政治の、変態内閣、変態議会、変態政党


皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

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通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。