高市連立政権から外れた国民民主党・玉木代表はなぜ「総理大臣になる覚悟がある」を揶揄されるのか/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
10月21日、高市早苗政権が発足し、自民党と日本維新の会による“連立”が成立した。しかし、維新は閣僚を出さず「閣外協力」に留まっているこの状況は本当に「連立」と呼べるのか。一方、「総理大臣になる覚悟がある」と発言し、批判を浴びた玉木雄一郎国民民主党代表だが、政党の党首が総理を目指すのは当然ではないのか。自民にも立憲にも与しない玉木氏の姿勢こそ、実は「憲政の常道」を守る正しい判断だったのではないか――。混迷する政局を憲政史研究家の倉山満氏が読み解く(以下、憲政史研究家・倉山満氏による寄稿)。

10月21日、衆院本会議での首相指名選挙を終え、玉木代表を訪ねた高市総裁。「支持率急落」「評価ガタ落ち」と報じられる玉木氏だが、本当に“失言”だったのだろうか―― 写真/産経新聞社
自民と維新の連立は本当に「連立」か
「与党の仲間なのだから約束を守れよ」
憲政史研究家 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本中世史』(扶桑社新書)が発売後即重版に
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