維新の「閣外協力」を「連立」と呼べる理由が政府見解で明らかに/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
高市早苗総理が「連立政権」と明言する自民党と日本維新の会の政権。しかし維新は「閣外協力」を宣言し、閣僚を一人も送り出していない。果たしてこれは本当に「連立」なのか——。NHK党議員の国会質問によって明らかになった政府の公式見解は、驚くべきものだった。平成の政治混乱期の事例と照らし合わせながら、「連立」という言葉の曖昧さと、そこに潜む政治の本質を問う(憲政史研究科・倉山満氏による寄稿)。

10月20日、“連立政権”樹立の記者会見後、固く握手を交わす自民党の高市早苗総裁(写真右)と日本維新の会の藤田文武共同代表(手前)。 写真/産経新聞社
「複数の政党によって構成される内閣」
「閣外協力」なのに「連立」と呼べるか
憲政史研究家 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本中世史』(扶桑社新書)が発売後即重版に
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