「社員が自走している会社」であるために社長がすべきこと/棚橋弘至 vol.53
プロレスラーとしての現役生活も残りわずかとなってきました。
1月4日に開催される引退試合に向けて、肉体づくりや大会のプロモーション活動に時間を費やすことが増えていますが、もちろん新日本プロレス社長としての仕事も頑張らなければなりません。
できる限り出社して、会議や報告で会社の状況を把握し、次なるアイデアを生み出していきたいところです。
が、そこは「社長がやるべきことなのか?」と、ふと思いました。
「できる社長でありたい」
「頼りにしてもらいたい」
そんな二兎を追いたいという思いが強すぎたのかもしれません。
そこでまた、さまざまな本を読み、ネットでも勉強をしました。すると、こんなことが書かれていました。
「社員が自走している会社は強い」と。
……なるほど。各部署が独自に考え、動いているということなのだろう。
では、新日本プロレスはどうか?と気になりますよね。
ええ。できていました。新日本には、管理部、興行事業部、広報宣伝部、商品部、映像部、ビジネス開発部、経営企画部とあります。それぞれが専門職に近い部分もあるので、部署間の人事異動が少ないことは若干問題ではありますが、それぞれが大会に向けて動けています。
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」

棚橋弘至 ©新日本プロレス
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」



