女子高生時代に“薬物に手を染めた”29歳女性の壮絶な半生「20歳の誕生日は、閉鎖病棟で迎えました」
奇抜な風俗嬢がいる。ポンコツやよいさん(@gokkundekitane)、29歳だ。自身の体験を綴ったnoteのエピソードは武勇伝と呼ぶにふさわしく、それでいて当人はいたって自信なさげで儚い。高校時代からSNSで話題になってきた体当たりのその手法の背景にある、彼女の心の叫びとは――。
活字での軽妙な語り口と裏腹に、彼女は緊張感のある家庭で育った。生まれは工業地帯で有名な川崎市、韓国人の父親と日本人の母親の間に生まれた。韓国人であることが原因で、父親は必ずしも仕事に恵まれなかったという。「無職の時期もあって、経済的に苦労したこともある」と、やよいさんは話す。父親は、寡黙な印象が強いという。
「父は家にいない時間も多い人で、家族との距離が遠い人という認識です」
翻って、母親の感情の起伏は家族全体を左右するほど苛烈だった。
「私や姉が言うことを聞かないと、母はよく『言ってわからないなら、犬猫と同じだね』などと言って、リモコンで何発も殴ってきました。他にも殴る蹴るはそう珍しいことではありません。私も姉も小学生時代からリストカット痕があって、『ママなんて死んじゃえばいいのにね』と言い合っていました」
やよいさんが通う中学校は工業地帯に隣接しており、荒れ果てた無法地帯。不良と呼ばれる少年少女も多かったが、彼女は学級委員を務めるなど、どちらかといえば模範生の部類だったことをうかがわせる。しかし次第にやよいさんの生活や精神は荒れ、自宅に寄り付かなくなった。“悪い仲間”との時間が増えていく。
「運が良かったのは、これまでの行いが良かったため、教員から好かれていたことでしょうね。『内申書をよく書いてあげるから、悪いやつらとは縁を切れ』と担任に言われて、地元の公立進学校に行くことができました」
名門校への進学は叶ったが、両親との関係性において根本的な解決があったわけではない。高校入学後にやよいさんは鬱病を発症した。登校してもなぜか教室に入れず、保健室登校も経験した。一方で、引き続き家に寄り付かない日々を送った。よすがとなったのは、中学時代のように現実世界の不良ではなく、SNSだったという。
「当時のTwitterでは、若い“メンヘラ女子”がちょっとしたブームでした。女子高生が突飛なことをやると、結構フォロワーが喜んでくれて。その声援で自分が満たされていくのを感じました。今でも覚えているのは、『秋葉原で童貞の“筆下ろし”するまで帰れまテン』みたいな企画ですね。当時の私の外見がギャルだったからか、意外とオタクと呼ばれる人の警戒心が強くて、一筋縄ではいきませんでした。唯一、話を聞いてくれた当時40代以上のおじさんも、実は宗教勧誘だったことがわかって。まんまと私は引っかかりました(笑)」

ポンコツやよいさん
寡黙な父と苛烈な母の間に生まれて
名門校への進学するも、鬱病を発症し…
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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