高市政権の「長期」「安定」「中途半端」が見えてくる。増税反対の首相で防衛増税が通る理屈とは/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
“早期解散”や“越年国会”の噂は泡のように消え、政局は静かな均衡へ戻った。しかし、その安定は本物か。ガソリン減税や年収ラインの引き上げという見せ場の裏で、防衛増税や利上げの気配が忍び寄る。短期的な小手先の成果が長期的な政治と経済の行方を曇らせるならば、それは歓迎すべき安定なのか――(以下、憲政史研究家・倉山満氏による寄稿)

12月18日、高市早苗首相と玉木雄一郎国民民主党代表は、「年収の壁」を178万円まで引き上げることで合意。「所得増で好循環を実現するために最終的な判断を下した」と強調したが…… 写真/産経新聞社
「早期解散」「越年国会」「連立離脱」何も起きなかった
三年後の総裁選を見据えているのではとの観測も
憲政史研究家 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日に発売
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