国の数だけ正義がある!国際法違反のトランプ政権の正義を分析/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
米国にとって中南米は「外国」ではない。アメリカの対外政策における優先度は、中国やウクライナ、中東を上回る最優先事項――いわば「第ゼロ」だ。確かに軍事侵攻だけを取り出せば国際法違反は明白だが、「国際社会には国の数だけ正義がある。この現実を認めるところから、国際法は出発している」と憲政史研究家の倉山満氏は語る。ベネズエラ侵攻が浮き彫りにする現代国際法とモンロー主義の矛盾とは(以下、倉山氏による寄稿 ※2026年1月16日時点の原稿です)。

1月3日、ベネズエラの首都カラカスの公邸で米軍特殊部隊に拘束後、ニューヨークへ移送されたマドゥロ大統領。写真は5日、拘置施設から連邦地裁へ、ヘリコプターと装甲車両で移送される大統領夫妻 写真/CNP/時事通信フォト
米国にとって中南米は外国ではない
軍事侵攻だけ取り出せば国際法違反だが……
憲政史研究家 1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日に発売
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