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「高い服を買っても部屋がダサい人」がやりがちな“致命的ミス”。アパレルショップのルールに学ぶ

カジキです!! インテリアのブログとYouTubeを運営しています。暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則と、インテリア好きが頭のなかで考えていることをご紹介していきたいと思います。
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写真はインテリアショップ「リグナ」のコーディネート例より

洋服はお好きでしょうか。ファッションマニアは、おしゃれな洋服を眺めながら酒を飲むのが幸せなのだと、そんな話を聞いたことがあります。趣味人として、気持ちはすごくわかります。 自宅のハンガーラックに、お気に入りのコートを格好良く飾れたらどんなに素敵だろう。そんな妄想をしたことがある服好きは少なくないのではないでしょうか。 だけど悲しいかな、ファッションオタクの部屋は雑多な印象になりがちです。ハンガーラックには高級なブランド服をかけているはずなのに、なぜかオシャレに見えない。 どうしてこんなことになってしまうんだ、本当はアパレルショップみたいなインテリアで暮らしたいのに! ……服好きあるあるですね。 実はこれには、大きな理由があるんです。最初に答えを言っておくと、重要なポイントはハンガーラックです。こいつを上手く使いこなさないと、お部屋の洋服はおしゃれに見えてくれません。

激安店はギュウギュウ、高級店はスカスカの法則

アパレルショップみたいな部屋で暮らしたいなら、そもそも目指すべき服屋が実際に洋服をどう扱っているのかを知らなければ始まりません。 20260120kajiki (1)衝撃の事実をお伝えしましょう。なんとおしゃれな服屋は、ハンガーラックに服をギチギチに詰め込まないのです。 当たり前と言えば当たり前ですが、ナメてはいけません。実際にあなたの部屋の押し入れやハンガーラックはギチギチになっているはずです。ぜんぜん服屋を参考にできていません。 実はアパレルショップの陳列にはルールがあります。リーズナブルなお店ほど服をギュウギュウに並べて、高級店ほど余裕をもってスカスカに並べるのです。 お店にはランク付けがあって、高級なショップは「プレステージ」、お安いショップは「ボリューム」などと呼びわけたりします。乱暴な例えになりますが、百貨店にあるブランドバッグの店が前者で、イオンにある大きな量販店が後者だとイメージして下さい。 たとえば120cm幅のハンガーラックを使う場合、高級なプレステージであればジャケット15着くらいを目安に陳列します。だけどお安いボリュームのお店ですと、ジャケット24着くらいを目安に並べます。同じハンガーラックにそれだけ詰め込めばギュウギュウにもなります。 我々が自宅のハンガーラックを見るときも、この印象を連想してしまいます。高級店のように並べれば高級店のような印象になるし、激安店のように並べれば激安店のような印象になります。 あなたの部屋のハンガーラックはどうでしょうか。せっかくのブランド服も、激安店の密度で収納していたら、実際よりも安い印象に見えてしまいますよ。
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暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa

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