「人生で疲れたことがない」棚橋リーダーの素質/棚橋弘至 vol.60
新日本プロレスの人気プロレスラーにして「100年に一人の逸材」と言わしめ、プロレスラーを引退したばかりの第11代社長(’23年12月就任)棚橋弘至が、日々の激務のなかでひらめいたビジネス哲学を綴っていく。今回は「疲れ」について。棚橋社長はいったいどんな結論に至ったのか。(以下、棚橋弘至氏の寄稿)
1月4日、「WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム」でプロレスラーを引退しました……!が、SPA!のこの連載は続きます。
今日も働きましょう!
マルチタスクの時代。一日を乗り切るには、エネルギーの振り分けが大事ですね。プロレスラーのときは、どうしてもトレーニングや食事、試合へのエネルギーが大きくなっていました。
それに、そもそも「生まれてから疲れたことがない」と宣言しており、エネルギーを振り分ける必要もなく、すべてに対して全力で取り組んできました。
しかし、先日の引退試合を終えた後の会見で、僕はこう言ってしまったのです。
「あ~疲れた~」と。
疲れないはずの僕が、ついに「疲れ」を受け入れた瞬間でした。
引退試合を終えて、現役生活26年間、張りつめていた気持ちが少し緩んだのもありますが、「ここで言っておかないと、この先の人生でもう『疲れた』を言うタイミングはないぞ!」と、ふと気がつきまして……。
さて、そもそも話になりますが「なぜ棚橋弘至は『疲れたことがない』と言い出したのか?」。
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」
棚橋弘至の「人生で疲れたことがない」に、にじむリーダーの素質

棚橋弘至 ©新日本プロレス
1976年生まれ。新日本プロレスの第11代社長(’23年12月就任)。’26年1月4日を以て現役を引退。キャッチコピーは「100年に一人の逸材」



