更新日:2026年03月27日 19:23
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【衆院選2026】高市支持率vs公明党組織力の戦い。中道は組織瓦解の懸念も/倉山満

 高市早苗首相の電撃解散で衆議院議員総選挙が始まり、先日、朝日新聞の報道によれば「300議席超をうかがう勢い」だという。支持率に頼る短期決戦では、与党が三分の二を取れるかどうかが今後の政治の分かれ目になる。憲政史研究家の倉山満氏は「高市首相の支持率と公明党の組織力の戦いだ。ネトウヨと創価学会、いずれが勝利するか」と指摘し、その後の展望を分析する。(以下、倉山氏による寄稿)。

選挙は勝った者が正しい

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1月19日の会見で衆院解散を表明し、「衆院選は政権選択選挙」と語った高市首相。「政治の世界は、一寸先は闇」。2月8日の行方は、誰にも見えない 写真/産経新聞社

 ここ数年、予想に意味が無い大型選挙が続いている。一昨年の石破茂前首相が勝利した自民党総裁選と自民党が大敗した衆議院選挙。記憶に新しい昨年の、自民党が大敗した参議院選挙と高市早苗首相が勝利した自民党総裁選。メディアやSNSの、前日の予想にすら意味がなかった。  今回の高市首相の解散、完全に支持率頼みだ。確かに、この支持率だと解散したくなる気持ちはわかるが、なぜこの時期に、がわからない。高市支持者でも、よほどの“信者”以外は弁護できない。ただ、戦が始まったからには、その戦の正義だけを説いても意味が無い。選挙は勝った者が正しい。正義や大義を説くことも、一つの選挙戦術にすぎなくなる。  そっちが不意打ちなら、こっちは野合とばかりに、野党第一党の立憲民主党と、与党を出て行った公明党が、新党を結成。中道改革連合として結集した。代表も幹事長も政調会長も、両党から共同で出すとの、急ごしらえ。首班指名候補は野田佳彦共同代表になるらしい。

「高市」と「野田」どちらを首相に選ぶかの選挙


皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

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通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。