更新日:2026年02月10日 21:25
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自民党圧勝で皇室はどうなる?実は理解者が少ない「皇室を続けること」の本質/倉山満

 自民党の歴史的な大勝でその幕を閉じた衆院選2026。その結果次第で「皇位継承問題がどう動くのか」を注視していたのは憲政史研究家であり、皇室史学者の倉山満氏だ。
自民党

画像/自由民主党HPより

 中道改革連合が勝利すれば野田佳彦共同代表の発言力が高まり、高市早苗首相が三分の二の多数を得れば「旧皇族の皇籍取得」のみで強行採決する可能性もあったなど実は、この衆院選は皇位継承問題にとって大きなものでもあったのだ。  結果として、単独で3分の2の議席を自民党が獲得したわけだが、この議論の根底にある「皇室を続けるとはどういうことか」を理解している論者は意外に少ない。倉山氏が、皇室の本質と継承問題の核心を語る(以下、倉山氏による寄稿 ※2026年2月6日時点の原稿です)。

選挙後、皇位継承問題は進むのか

 総選挙である。選挙後に皇位継承問題、果たして進むのか。はたまた停滞するのか。  一つは中道改革連合が勝利。この場合、野田佳彦共同代表の発言力が高まる。手が付けられない。ただでさえ国会の全体会議は「野田さん一人を説得する会議」と言われているのに……。  もう一つは高市早苗首相が勝利。特に三分の二の多数を得ると、「旧皇族の皇籍取得」のみで強行採決する可能性もある。実際に、高市首相の支持者の中には、そのような強硬論もある。そこまでの与党勝利なら、野田代表の退陣は必至であろうから、歓迎ではあるが。

そもそも皇室を続けたいのか、否か

 そもそも論である。皇室を続けたいのか、否か。ここで否と答えるならば、議論にならない。今の時代、表立って「天皇制打倒」など、共産党だって言わない。この点は合意できている。しかし、その次を理解していない御仁の分際で、皇室にモノ申す不届きものが多くて困る。政治家は仕方ないとしても、専門家を気取るなら、以下の知識ぐらいは持っていてほしい、基礎的な話だ。  皇室を続けるとはどういうことか。そもそも皇室とは何なのか。  我が国の皇室は、初代神武天皇以来、2686年間、一度も途切れずに続いてきた。『日本書紀』によると、神話の時代からだと約180万年続いてきたとされる。年代が特定できる史実から数えても、1400年以上。圧倒的に世界最長不倒の伝統を続けている。
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「皇室を続ける」とは何か
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皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売

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通説を覆す「嘘だらけ」シリーズ日本史編、待望の第三弾。


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