皇室が必要な理由を簡単に答えられる日本人は少ない/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
なぜ皇室は必要なのか
誰もが一度は疑問に思うだろう。「なぜ天皇って、日本の象徴なの?」「なぜ皇室って、必要なの?」と。
戦前までなら、簡単に答えられた。「天皇は日本で一番偉い人」「皇室は神様の子孫だから」と。
ところが、戦争に負けてからは「皇室は神様の子孫」と言ってはダメになった。占領軍に命令されてそうなり、独立を回復した今も惰性で続けている。私なんか別に言っても良いと思うのだが、必ず「それは学問的ではない。事実に反する」と反論されてしまい、そうした意見の人たちの声が大きい。
問題は、そういう教え方を禁止されてしまう状況、つまり負けた原因だ。日露戦争に勝った後の日本人の平和ボケは枚挙に暇がない。大日本帝国の「どうやったら負けるのか」という状況から、信じられない失敗を連発して遂には滅びた。要するに、愚鈍化したのだ。
日本人を平和ボケさせた歴史教育
皇室史家。憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『噓だらけの日本近世史』が2月28日より発売
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