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マンションの共用スペースを「好き勝手に使う」高齢男性を変えた“一通の手紙”

 昨今、我が国の高齢化率は29.3%(※)にまで上昇しています。街を歩けば、3人に1人が65歳以上という世の中です。昔は「老いては子に従え」とよく言ったものですが、最近では老いたことで問題を引き起こす高齢者も少なくありません。  今回は、そんな高齢者が巻き起こすとんでもないエピソードを取材しました。

かつては“人格者”だった男性の変化

「正直、最初は誰も“あの人”が迷惑老人になるなんて思っていなかったんです」  そう語るのは、築40年になる分譲マンションの管理組合理事長を務める山崎さん(仮名・48歳)です。山崎さんがこのマンションに引っ越してきてから、今年で20年になります。
高齢者

※写真はイメージです

 当時、理事長を務めていたのが、今回問題の中心となった7階に住む高齢男性でした。住民の話を総合すると、彼はとにかく面倒見がよく、引っ越してきたばかりの若い世帯にも分け隔てなく声をかける存在だったといいます。 「ゴミ出しのルールも丁寧に教えてくれて『困ったことがあったら言いなさい』って。奥さんも穏やかな方で、理想のご夫婦でした」  ところが5年前、奥様が病気で亡くなってから、少しずつ歯車が狂い始めたようです。最初は、玄関前の共用通路に大きな観葉植物を置く程度でした。 「本人は『緑があると癒やされるだろ』って言うのですが、『通路は共用部分ですからね』と注意をすると、『ああ、そうか』と一旦は引き下がるものの、数日後にはまた別の物が置かれるんです。そして、それの繰り返しなんです」

布団、植木、そして住民の我慢は限界へ

 次第に行動はエスカレートしていきます。共用スペースに自分の布団を干す、廊下に私物を並べる、掲示板に勝手な張り紙をする。 「注意しに行くと、『みんなで使っていい場所だろ?』って。本気でそう思っている様子でした」  管理組合には苦情が相次ぎました。「火災時に危険」「見た目が悪い」「一線を越えている」。理事会の空気も次第に重くなっていったといいます。  数人の理事で部屋を訪ね、口頭での注意を続けましたが、強く言えば逆上する恐れもある。法的措置を検討するほどでもない。まさに“扱いづらい人物”でした。 「本人に悪意がない分、余計に厄介なんです」  そんな状況に追い打ちをかけるように、事件は起こります。ある日、山崎さんが老人宅の様子を見るために7階でエレベーターを降りた瞬間、異様な光景が目に飛び込んできたといいます。 「7階の廊下が、やけに明るいなと思ったら……」
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突如として現れた眩しいネオン
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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