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「モダンな部屋」の“モダン”って何? インテリア界で頻出なのに意外と知らない基本

カジキです!! インテリアのブログとYouTubeを運営しています。暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験をもとに、インテリアの法則や、インテリア好きが頭のなかで考えていることをご紹介していきたいと思います。
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トム・ディクソン「Bell Portable」。3万1900円。写真はフライミーより。

インテリアの世界は、空前のモダンブームです。右を見てもモダン、左を見てもモダン、モダンモダンモダンモダン、ちくしょうモダンばかりではないか。 ならばモダンスタイルを作ればトレンディなのだろうと、部屋作りをしてもなかなかうまくいきません。そう、我々はそもそも「モダン」という言葉が何のことなのか、さっぱりわからないのです。 ネットを検索すれば何かしらの解説は出てきます。だけど、現代的だの無機質だのクールだの、雰囲気ばかりで具体的なデザインのルールが出てきません。モダンってけっきょく何なの? インテリアの頻出用語でありながら、どうにも正体不明のモダンという概念。一体全体どんなデザインのことをモダンと呼ぶのでしょうか。ざっくり大枠を覚えておきましょう。

最近生まれたばかりのデザインです

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デュエンデ「TRE」。2万7500円。写真はフライミーより

ウホウホ言っていた原始時代の頃から、人類はずっと地域に根差した伝統的な住まいで暮らしてきました。 ですが、18世紀から19世紀にかけて産業革命が起こり、大規模な技術革新によって、新しい素材を作れるようになり、工場で機械を使うこともできるようになりました。 おかげでいろんな製品を大量生産できるようになったけど、そのぶんチープな粗悪品も増えてしまいました。せっかく技術革新をしたのに、これでは素敵な社会がつくれません。 やがて西洋では、この流れに「ちょっと待てよ」と疑問を投げかける運動が生まれました。粗悪品をつくっている場合じゃないだろう。せっかく技術革新したのだから、今こそデザインというものをゼロから考え直してみるべきではないか? 過去のことはいったん全部忘れましょう。産業革命の技術がある前提で、現代文明にふさわしいデザインをゼロから考え直してみましょう。これがモダニズム運動です。 モダニズムで生まれたデザインのことを、インテリアの世界ではモダンと呼んでいます。なんとなく現代的なものがモダンなのではなくて、モダニズム運動で発祥したデザインをモダンと呼んでいるのです。
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モダニズムが目指したのは「機能美」
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暮らし、住まいの世界を長年見てきた経験を元に、インテリアの法則を各コンテンツで言語化して発信中。YouTube「ゆっくりインテリア」、ブログ「様子のおかしいインテリア店」、Xアカウント@kajikissa

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